フォレストクラブの尾瀬ハイクで今年もまた笠ヶ岳に登ってしまった。
今年の夏は7月に至仏山に登ったので今回、もし山に登るなら今度は「秋の至仏」が好いかなと思っていましたが、山登りの希望者全員が笠ヶ岳に登りたいということだったため、私一人で至仏に登っては・・・ということから昨年の秋(10/11)に登った笠ヶ岳にまた登ってくることになりました。
昨年の笠ヶ岳は天候に恵まれ、素晴らしい展望を得ることができましたが、唯一心残りだったのは、下山時に立ち寄った片藤沼からの風景で、沼のバックに燧ヶ岳が望める風景を見て満足していたのですが、その後ネットで沼の奥に至仏山・小至仏山・燧ヶ岳とが並んだ写真を見て、こんなビュースポットがあったことを知り、残念な思いをしたため、今回せっかく行くことになったため、ぜひもう一度片藤沼に立ち寄り、至仏と燧のツーショットを撮って見たいと思いそれを達成することが出来満足です。
コースタイム(行動時間7時間40分) フォレストメンバー8名
鳩待峠7:20-笠ヶ岳分岐8:50~9:00-笠ヶ岳10:45~11:20-片藤沼11:45~11:50-笠ヶ岳分岐13:30~13:35-鳩待峠15:00
心配された天気も、ご覧のように青空が広がり至仏山も良く見え気持ちがよい。
ご長老、E氏による恒例の柔軟体操を念入りに実施。
平均年齢が上がるにつれ欠かせないものになっています。
今回は3班に別れ、我々の笠ヶ岳への往復コースのほか、尾瀬ヶ原に入り竜宮小屋から富士見峠、富士見下へ下るコースと、鳩待峠からアヤメ平を経て富士見峠・富士見下へと下るコースがありました。
笠ヶ岳往復コースは女性1名を入れた総勢8名、7時20分に青空の中を気持ちよくスタート。
歩き始めて50分ほどで、左手前方に目指す笠ヶ岳が見えてきます。
右手には尾瀬ヶ原の奥に鎮座する燧ケ岳が見えますが、残念ながら遠方はかなりかすんでしまってます。
笠ヶ岳への分岐でメンバー全員揃ったところで、笠ヶ岳への道に入ります。
少し歩くと、前方の視界が一気に開けるビュースポットがありますので、それぞれ思い思いに撮影に余念がありませんでした。
一旦鞍部まで下ったあと、前方の笠ヶ岳を目指し登っていきます。
山頂を回りこむようにして湯の小屋への分岐に到着し、一息。
ここからは最後に急な岩場を登れば山頂です。
10時45分笠ヶ岳山頂到着。
鳩待峠から3時間25分でした。
天気が良ければ、至仏山、小至仏山、燧ヶ岳、平ヶ岳と素晴らしい景色を見れるのですが、かすみ気味で残念です。
ここで、至仏山や燧岳を見ながらお弁当を広げます。
山頂で記念の集合写真を撮るなど、35分ほど過ごしてから眼下に見える片藤沼に立ち寄ることにして下山。
急な岩場を慎重に下る。
山頂直下の湯の小屋分岐から湯の小屋方面に10分ほど下るとご覧の片藤沼に着く。
片藤沼の奥には右から燧ヶ岳、悪沢岳、小至仏山、至仏山が並んで見えます。
天気が良いと空と湖面とが青く染まって美しいのですが・・・・
残念ですが、この風景を見れただけでも良しとしましょう。
再び湯の小屋分岐まで戻り、笠ヶ岳を左に見ながら下山です。
片藤沼の寄り道には、結局30分ほどを費やしました。
下山時には、見事に色付いた紅葉樹木の向こうに日光白根山(中央)や錫ヶ岳の山並みを見る風景もあり、撮影に余念がありません。
燧ヶ岳を望むこの景色はどうゆう訳か登ってくるときより美しく感じました。
結局、下山時刻リミットの15時より2分遅れて鳩待峠に到着。
休む間もなく待ち構えていたペンションのマイクロバスに乗り込む。
この後、他のパーティーのメンバーを迎えに富士見下に向かい、全員でペンションへ帰着。