※光徳温泉から山王峠へ向かうGPSログデータの収集ミスがあったようで、
一部データが交錯している箇所があります。
下山する予定の林道出会に自転車をデポした後、この光徳温泉の駐車場に駐車。
今日は月曜日のため車はほとんど停まっていなかった。
駐車場から光徳牧場の横を通って左手にある山王峠・湯ノ湖へ向かう遊歩道に入る。
林の中を気持ちよく歩いていると野生の猿の群れに遭遇しました。
全部で7~8頭いたと思いますが、この付近で出会ったのは初めての経験です。
光徳温泉から1時間ほどで湯ノ湖への分岐になっている山王峠の標識を確認し、少し進むとこのような木道が敷設された開けた場所に出る。
この付近が峠になっているのだろうか。
ベンチがあるので休憩には絶好の場所だ。
山王峠から5分ほど下ると、光徳温泉から上がってくる舗装された林道に出る。
この林道を100mほど光徳温泉側に戻ると、山王帽子山から太郎山に向かうこの登山口がある。
林道の登山口から急登を登ってガンバルこと45分。
山王帽子山山頂に着く。
ここからは正面に男体山、その奥には中禅寺湖も見えます。
山王帽子山から小太郎山へは一旦標高差150mほどを下り、鞍部から再び登り返すことおよそ400mで周囲360°が開けたこの小太郎山山頂に到着する。
この山頂からの展望は正に一級品で正面に男体山、左手に大真名子、小真名子、女峰山、そしてこれから登るお隣の太郎山と最高のスチエーションだ。
西側には日光白根山、温泉ヶ岳、根名草山そして遠く燧ケ岳もはっきり望める展望はすばらしい。
小太郎山の素晴らしい展望を充分堪能し、今日の目的地の太郎山に到着。
小太郎山から丁度30分ほどの時間だ。
ここも小太郎同様すばらしい展望が得られるが、先に小太郎山で味わった感激はどうしても薄れてしまう。
ここで、改めて周囲の展望を楽しみながら軽く昼食をとる。
これは北の福島県側の展望だが、左手の燧ケ岳から右手に広がる会津駒ヶ岳の山々の展望もすばらしい。
そしてここから見る大真名子、小真名子、女峰山は小太郎山から眺めた景色より少し近づいてだけ一層迫力を感じる。
太郎山でも満ち足りた一時を過ごし下山とする。
山頂から10分ほど下るとお花畑の平坦地になる。
花畑という名前がついているのだから、昔は花が咲き誇っていたのだろうか?
今は残念ながら全くその気配がない。
お花畑から新薙を過ぎ急なガレ場を慎重に下り、標高2150mくらいまで下ってくると登山道脇にシャクナグが見受けられるようになる。
山頂から1時間35分で林道に到着。
自転車はこの近くに停めておいたので、このあと自転車にまたがり林道を下る。
今朝、この付近には鹿を多く見かけたがこの時間は出会いはなかった。
自転車で丁度30分無事光徳温泉駐車場に到着。
今日の歩行時間は6時間50分で自転車での移動分を除いて6時間20分でした。
今日は平日でもあり、山中で出合った人はおらず静かな山旅になりました。
今日の温泉はもちろん駐車場の隣りにある日光アストリアホテルの温泉だ。ここは日光湯元温泉からの引き湯だが、源泉かけ流しで湯元温泉同様白濁した硫黄泉はすばらしい。
日帰り入浴費用¥1,000.-でした。