登山道はほとんど落葉に埋もれ確認しずらい状況でした。特に登り始めから尾根の上にたどり着くまでの斜面は登山道はまったく確認できず、緩いズルズルの斜面を登るはめになりました。
山頂の先から東側が広く伐採されているため丹沢の山々の最高の展望地になっています。
下山はわずか20分ほどで林道まで下れましたので、少しあっけない感じでした。
2021/11/10(水)単独 行動時間 7時間35分
世附上の山駐車場 8:40-浅瀬橋登山口9:05~9:10-838mピーク11:10-椿丸12:35~13:15-法行沢林道への分岐13:25-法行沢林道13:50~14:00-大又沢林道への分岐点14:55-笹子の滝15:30-浅瀬橋15:57-上の山駐車場16:15
世附上の山駐車場からこの浅瀬橋まで20分弱。
橋を渡った先の分岐を左折します。
帰りは右の大又沢林道から戻ることになります。
ここが登山口です。
道標はありません。
落葉が堆積し登山道の確認が難しそう。
予想通り、尾根の最初のピークに着くまでは、登山道の踏み跡をたどることが出来ない状況でグズグズの斜面の登りが多く苦労しました。
変わった昆虫を見掛けました。調べて見たら「アカスジキンカメムシの成虫」のようです。
初めて見ました。
780mのピーク横の山頂に到着です。
780mピークに行こうかと思いましたが意外に高低差があるので止め。
795mピークに近い分岐点です。
795m地点の様子見に立ち寄りましたが、展望も余り得られそうもないのですぐ引き返します。
ピークから西側の檜林の尾根を下ります。
この先直線的な急傾斜の下りになりますのでので注意が必要です。
鞍部では美しい紅葉が見られました。
アップダウンを繰り返し、ようやく椿丸山頂です。
山頂には標識はありませんでしたが、木に直接「椿丸902m」と記されていました。
山頂は東側が広く伐採されているため最高の展望が得られます。
北側には大栂山から菰釣山が確認できます。
東側は二本杉峠を挟んで右の世附権現から畦ヶ丸に至る稜線。
二本杉峠の奥には塔ノ岳から丹沢山と思しき山並み。
そして、西側には木々の間から富士山も確認できました。
帰路は隣のピークから派生している法行沢林道への尾根を下ります。
分岐には道標はありませんが、マーキングテープが幾つか付いています。
所々にマーキングテープがありますので、チェックしながら下ります。
前方に獣除けでしょうかネットが設置されていましたので、ここを跨いで超えます。
ネットを超えると伐採された尾根になり、隣りの権現山など展望が得られます。
尾根の下には林道も見えます。
付近の紅葉が綺麗でした。
下山を始めて20分で尾根の末端の法行沢林道に到着です。
登り口には椿丸・尾根道の道標が設置されています。
林道沿いには少ないですが綺麗に色付いている所もありました。
手に大又沢林道へショートカットする道に入りました。
でも、折り返してから下の林道に降りるトラバース道は一部崩壊が進み危険な状態でした。
このショートカット道は避けた方が良い。
笹子橋の上から2段に落ちる笹子の滝を見ることが出来ます。
規模は小さいのですがみごとです。
法行沢林道から大又沢林道の長い道のりも浅瀬橋が見え、ようやく終わりを迎える。
林道を歩き始めてから丁度2時間ほどでした。
上の山駐車場に帰着です。