矢倉岳で富士山を拝むことができないと、ほんとうにガッカリですが、残念ながら富士山は雲の中でした。
でも今回、初めて矢倉沢からの登りとしましたが、紅葉に彩られる尾根筋の美しさは予想以上でした。
矢倉岳からは予定通り鷹落場・押立山・鳥手山・近野山の全ての頂を踏み下山です。
落葉に埋もれ踏み跡は殆んど確認できない状況でしたが、要所で現在地の確認をしながら、特に大きなルートミスもなく歩くことができました。
2021/11/17(水)単独 行動時間 7時間10分
矢倉沢バス停 9:20-矢倉岳 11:15~11:30-山伏平 11:50-鷹落葉 12:40~13:20-押立山13:35-鳥手山14:15-近野山14:55-プレハブ小屋 15:10-山北駅16:30
矢倉沢のバスを降り、歩き始めると前方に矢倉岳が良く見える。
登山道を登っていると足元に丸い石コロを沢山見掛けるようになり、大昔はこの付近も海の底だったのかな?と想像をめぐらす。
高度を上げるにつれ美しく色付いた木々が目を楽しませてくれる。
想像以上に素晴らしい紅葉の風景だ。
こんな巨木もあり美しい風景を提供してくれる。
山頂が近付くにつれ山頂から富士山が見えるか?気になる。
新松田からのバスの車中からは良く見えていたが・・・・
山頂到着です。
残念ながら正面に見えるはずの富士山は完全に雲の中でガッカリです。
右手の金時山、正面の箱根山、や左手の明神ヶ岳は見えますが、ややかすみ気味でした。
富士山が見えれば山頂で昼食と思っていましたが、お昼は鷹落葉とするつもりで山伏平に到着。
鷹落葉へ向かう尾根道には「この先鳥手山方面難路注意」のカンバンがロープで張られていました。
鷹落葉への稜線も色鮮やかな紅葉を楽しみながらの歩きです。
尾根筋から少し奥まった鷹落葉到着です。
傍に二等三角点があります。
ここで、昼食&食後のコーヒーでのんびり。
山頂からは木々の間に矢倉岳が見えます。
ルートに戻る時、一輪だけのトリカブトを見付けました。
続いて押立山です。
自然林に囲まれた広い山頂です。
押立山から下る時、前方に鳥手山を確認。
鳥手山はヒノキ林の中で、もちろん展望は得られません。
近野山への登りはまったく登山道は見当たらず、ヒノキ林の山肌を登って到着。
山頂標識は見当たりませんでした。
近野山からの下山はルートが山肌をトラバースするルートに入ると明確な踏み跡が付いていました。
付近で伐採した木がたくさん見られましたので、林業の方々が良く歩くためでしょうか。
そして、お馴染みのプレハブ小屋到着です。
ここから長い林道歩きが始まります。
林道歩きも終盤は舗装され幾分楽な下りになります。
プレハブ小屋から始まった林道歩きも45分ほどでようやく終え、ここから山北駅へ向かいます。
最後に山北駅の南側にある山北鉄道公園にはD52が展示されているということでしたので、一見すべく立ち寄って見ました。