休日に鳥屋郵便局の駐車場に車を停めさせて頂き、ここを起点に茨菰山・三角山・仙洞寺山を巡るハイクです。
登山道が余り整備されていない場所のため、道間違いや一部ヤブ漕ぎもありましたが、ほぼ予定通りの歩きとなりました。
でも、仙洞寺山の登りは直線的な急傾斜の登りが続く道で、キツかったです。
下山したルートはYAMAP地図にあった破線のルートを下るつもりでしたが、実際にはその付近に登山道は確認できず、少し金太郎大権現の社のピーク寄りにあった登山道を下り中開戸の集落に下山となりました。
2021/2/11(木 祝日)単独 行動時間 5時間10分
鳥屋郵便局9:33-茨菰山登山道入口分岐9:43一茨菰山10:33-三角山・仙洞寺山登山口11:55-三角山鞍部鉄塔12:30-三角山12:45-鞍部鉄塔12:55~13:15-金太郎大権現の社のピーク13:20-山ノ神沢ノ 頭13:30-仙洞寺山14:30-鳥屋への分岐15:15-中開戸バス停15:35-鳥屋郵便局14:43
鳥屋郵便局の駐車場に車を停めさせていただきスタートです。
反対側の角に獅子頭のモニュメントがありました。
ここは民俗芸能として獅子舞が継承されている地だったのですね。
神奈川県無形民俗文化財に指定されているようです。
県道64号線から左折し、すぐに橋を渡りますが、この先の住宅の跡地にJR東海管理地の看板があるさら地が何ヶ所か有ったので、調べてみたらこの付近はリニア新幹線の車両基地となる予定地のようでした。
全く知りませんでしたが、今後この付近の風景が大きく様変わりしてしまうのですね。
簡易舗装された道を上がっていくと大きく崩落した危険箇所がありました。
(崩落はこの手前にあった箇所含めて3ヶ所)
カヤトを切払った登山道を登って行くと二つの高圧線鉄塔があります。
高圧線が直角に交差している地点です。
最初の高圧鉄塔の横を登ると林道があり、林道を横断する形で再び山道を登っていくと、すぐにこの写真の二つ目の鉄塔の下を通ることになります。
鉄塔を過ぎると周囲が樹木で覆われた登山道となりますが、木々の間から宮ケ瀬湖も望むことができました。
茨菰山山頂です。
杉林に中に小さな山頂標識を確認。
下山は山頂から派生している尾根を下ります。
すぐに前方に高圧線鉄塔がありますが、この付近は北西側の展望が開け右手の高塚山と石老山から高圧線の先には石砂山でしょうか広く山々が見渡せました。
鉄塔の先から引続き尾根を下りたかったのですが、道がススキで覆われススキをかき分けて進むのがいやで、急きょ右手にあった山腹をトラバースするこの登山道に入りました。
トラバース道は意外と長く続き、地図に記載された林道に合流し、大分遠回りとなりましたが、先ほどの鉄塔から続く尾根道に合流です。
ここから改めて尾根道を下ります。
しっかりした尾根上の道を調子良く下って、途中で現在地を確認したらなんと間違えて派生尾根入ってしまったことに気付きました。
改めて登り返して戻りましたが、主尾根の登山道はこの写真の土手を上がって行くのが正解でした。
マーキングテープも何も無く間違えやすいポイントでした。
県道近くまで下ってきたら前方に崩落個所があり、やむなくこの崩落個所の上を回り込むようにヤブ漕ぎをする羽目に。
そして、ようやく県道に降り立ちました。
県道を5分ほど下って仙洞寺山の登山口に到着。
ここから斜め上に登っていきます。
35分ほどで三角山への稜線鞍部の鉄塔に到着。
そして自然林の明るい稜線を10分ほど歩いて三角山山頂です。
相模原市の防災無線の中継局アンテナが設置されていました。
この施設のフェンスの横に山頂標識と三角点がありました。
三角山から下るとき、改めて仙洞寺山の頂を確認。
そして、反対側には先ほど登った茨菰山の頂も確認できました。
奥には丹沢山塊の山並みも見えます。落葉樹の林ならでは展望です。
鞍部の送電線鉄塔まで戻り休憩の後、仙洞寺山への最初のピークに到着です。
山頂にまだ新しい神社の祠が建立されていました。
中には金太郎大権現の賽銭箱があります。
神社の社から手すりが設置された急な階段を下って行くと、途中に鳥居がありました。
そして、この階段を下り切った地点から鳥屋の方へ向かう道がありました。
二つ目のピーク、山ノ神沢ノ頭に登りさらに、仙洞寺山への急傾斜の直線的な尾根道を登って、尾根の肩に出た辺りでこの林道を横断し、再び急登です。
急斜面を登りつめてようやく山頂です。
山頂は林の中で展望は得られません。
鳥屋への分岐から休憩含め1時間5分でした。
写真は下山時に山ノ神沢ノ頭付近から振り返って見た仙洞寺山です。
山ノ神沢ノ頭と金太郎大権現の社のピークの鞍部分岐から鳥屋への下山路に入りました。
この道は、今までのどの道よりしっかりした道で良く整備されていました。
分岐から15分もかからずに獣除けのフェンス地点を通過し、前方に茶畑が広がる中開戸の集落に下山となりました。
そして、出た所が中開戸バス停の角です。
ここからはスタート地点の鳥屋郵便局駐車場まで歩いて6分ほどで到着となりました。