昨日の温泉ヶ岳と金精山の往復登山に引続き、今日は丸沼湖畔の丸沼温泉から四郎岳のピストンに挑みます。
昔の旺文社の地図には登山ルートは載っていませんでしたが、今年の地図は破線の難ルートとして記載されていましたので、気分的にいくらか楽になった気がしました。
実際に歩いて見て、四郎峠までの沢伝いのルートは不明瞭な箇所も多く慎重にルートを確認しながらの登りのため、意外に時間がかかりました。
峠からの稜線はしっかりした登山道が付いており急傾斜ですが、問題箇所は特にありません。
コースタイム (行動時間5時間35分 単独)
丸沼温泉駐車場9:35-四郎峠11:30~11:45-四郎岳12:55~13:15-四郎峠13:55-丸沼温泉駐車場15:10
丸沼温泉の環湖荘前の広場から四郎岳が望めます。
中央の鞍部が四郎峠で、四郎沢を登ってあの峠に向かいます。
道標などは設置されていませんが、駐車場の奥から沢に降り、右岸の河原沿いの道を遡ります。
不明瞭な踏み跡をたどり沢沿いに登っていくと最初の堰堤があり右手から堰堤を越します。
沢沿いと云っても背丈を超えるような笹薮の中を、笹をかき分けながら歩く箇所もあり、道を見失いがちになりますが、所々にあるマーキングテープを確認しながらの歩きが続きます。
また、蝶が飛び交うヒヨドリバナの群落の中を分け進む箇所も2ヶ所ありました。
歩き始めて50分ほどで美しい滑滝となっている箇所があります。
更に沢筋を少しツメて行くと沢が二股になっており、ルートは中央の小さな尾根筋を登るようになっています。
両側を沢に挟まれた小さな尾根筋の道が少し続きますが、再び沢筋の道になります。
結局、二俣の分岐点の小さな尾根に入ってから四郎峠まで丁度1時間を要してしまいました。
四郎峠で休憩の後、四郎岳へ登っている途中に展望が開けた地点があったので撮影しましたが、白根山の山頂部や昨日登った金精峠の両側の金精山と温泉ヶ岳の山頂部も確認することが出来たのは大変ラッキーでした。
そして、振り返って見ると反対側にある燕巣山と右奥には根名草山とおぼしき山が見えています。
四郎峠から1時間10分で山頂到着です。
残念ながらこの時間になると山々は雲の中となってしまいましたが、眼下の丸沼の様子は良く分かります。
山頂で20分ほど過ごし、下山としましたが、丸沼へはほぼ2時間での下山となりました。
今回の山旅では花との出会いは少なかったのですが、出会った花々をアップします。
エゾアジサイ フユイチゴ ツルリンドウ ヒヨドリバナ