白砂山（2014/5/31）標高2139.7m

 前日に妙義山・相馬岳に登り、草津温泉の飯島旅館に前泊し朝一でこの駐車場に到着しました。

今日、白砂山への往復登山を計画しましたが下山時は野反峠（富士見峠）近くで地元の方々が展開しているシラネアオイの栽培地の様子を見たいと思い、この峠に自転車をデポして帰りは自転車で駐車場に戻るというものです。　

コースタイム（行動時間8時間40分）　単独

白砂山登山口駐車場6:00－地蔵峠6:40－水場7:40－堂岩山8:10～8:20－八間山分岐8:25－白砂山9:35～10:00ー八間山分岐11:05～11:15－八間山13:00～13:10－シラネアオイ栽培地13:50～14:00－野反峠14:05～14:15－（自転車）－白砂山登山口駐車場14:40　

 

 

野反峠に自転車をデポしてからこの駐車場到着し、早速準備を済ませ駐車場の奥にある登山口から6時丁度に入山。

15分ほど歩いてこのハンノ木沢を渡ります。

そして登山口から40分ほどで地蔵峠になります。

峠と云う印象の場所ではありませんが、切明・和山への分岐点になっています。

地蔵山の山頂の先で明るいシラビソ尾根の稜線に出るが、まだ所々に残雪が多く残っている。

水場の案内標識があり標識に5分と書き加えられているので、5分だと寄っていきずらいのでためここはパスすることにする。

水場の少し上から稜線上のルートにも雪が付き雪面を歩くことになる。

しばらくしてから完全に尾根から外れ左手の雪面を詰めることになったが、それも段々細くなった当たりで右手の笹やぶをかき分け夏道が出ていた登山道に戻る。

夏道に戻ってから5分ほど登ると堂岩山の山頂だ。

この奥の陽の当たる雪原で10分ほどのんびり休憩とする。

 堂岩山の先の八間山分岐まで来ると稜線の向こうに白砂山の雄姿が姿を現す。

猟師の頭という珍しいネーミングのピークを越すと山頂もだいぶ近づいた感じになる。

稜線上には所々で山桜が見られ、明るい稜線に更に彩を添えてくれます。

　　そして、シャクナゲ　　　　　　　　　　　ムシカリ　　　　　　　　更にシラネアオイも見られました。

 

 山頂に9時35分到着、登山口から3時間35分でした。

 

山頂に来るまで単独の下山者一人と出会いましたが、途中２人づれを追い越しただけで非常に人の少ない山歩きですが、展望の良い眺めを体感できます。

西側遠方には岩菅山から烏帽子岳の山稜。

北側の遠くには苗場山の姿

そしてその間に佐武流山。

左手に薄っすら見えるのは鳥甲山？か

 

 

 

全体に鮮明さに欠けるのが残念だが、しばらく展望を楽しんでから昼食を済ませ下山とする。

帰りは八間山分岐まで１時間ほどかけて戻り、八間山方面を望む。

 

八間山との間にまだいくつかのピークがあり長い尾根が続く。

そして１時間４５分かけて八間山到着です。

ここに来ると野反峠から登ってくる人も多いようで、出会う人が多い。

最後にここから改めて大分遠くなった白砂山を望む。

山頂からの下山路は途中シャクナゲが多く見られる。

中ほどまで下って来ると眼下に野反湖が展望できるポイントがあった。

更に少し下ると峠の休憩舎などが俯瞰できる。

そして、峠の少し手前で登山道から少し外れた場所にあるシラネアオイの栽培地に立ち寄る。

ここまで見事に花開いているとは思っていなかったのでザックをベンチに置いて広い栽培地を少し見て回る。

 

 野反峠に14時5分到着。

駐車場を出発してここまで8時間5分を要しました。

この後、早朝にここにデポしておいたこの自転車で駐車場に戻ります。

ここは別名富士見峠と呼ばれるようで、条件が良いと富士山も見えるようです。

展示してあったパノラマ写真では浅間山から赤城山まですばらしい景色が広がっていましたが、今はぼんやりと見えるだけでほとんど確認できません。

最後に野反湖を眺めて自転車にまたがり駐車場に約25分ほどかけて戻り本日の充実の周遊登山を終える。

帰路途中のバーデ六合の温泉施設(￥400.-)でゆっくり温泉に浸かり帰路につく。