関東百名山の山歩きも冬場は低山が主体になるが、今回は積雪の後まだ雪多い比企三山をヤマメの里公園駐車場から大霧山、堂平山、笠山へと巡る周遊登山コースを歩くものだ。
コースタイム(行動時間6時間50分)単独
ヤマメの里公園駐車場9:15-粥仁田峠10:20-大霧山10:50~10:55-定峰峠12:00-820m峰12:35~12:50(昼食)-白石峠13:25-堂平山13:50-笠山14:40~14:50-ヤマメの里公園駐車場16:05
週の頭に降った雪も道端にその名残がある。
今日は、最初に大霧山から登る予定のため一つ手前の渕ノ上橋を渡り登りはじめる。
始終舗装された道を登って行くが、通る車は無く気持ちよく歩ける。
正面に大霧山が見えると左手に広がる広大な牧草地も雪原となって綺麗だ。
皆谷のヤマメの里公園駐車場から1時間強でこの粥仁田峠の大霧山登山口に到着。
ここから雪で覆われた登山道に入る。
雑木林の稜線の雪は硬くしっかりとしているので気持ち良く歩ける。
登山口から30分で大霧山山頂に到着。
ここから丁度正面に両神山が見え、全面に広がる景色は正に第一級の展望だ。
今日はこの先も長いため5分ほど景色を楽しんで先に進む。
大霧山から丁度30分での到着だった。
定峰峠は除雪され、車も通るようだが尾根上の登山道にはしっかりと雪が付き再び急斜面を登ることになる。
白石峠へ向かう稜線へ登り始めてすぐ、笠山の美しい山容が見えてくる。
そしてステンレス製のこんな立派な手摺りが設置された急な斜面をしばらく登って、稜線上の820mのピークに到着。
このピークで少し遅い昼食を手早く済ます。
ついでに今まで不精してスパッツなしで歩いていたが、靴の中に雪が入るためここでスパッツを着用。
ここから天文台がある堂平山へは尾根道でなく除雪された車道を歩く。
そしてこの天文台に着く。
ただ、ここは冬場は閉館中となっている。
堂平山から先に見える笠山へはパラグライダー基地なのかこんな雪面の中を進むことになる。
この付近の積雪は30cmほどになっており、つぼ足状態で歩くが雪質は北国に来たような感じで気持ちよい。
ここからは榛名山や赤城連峰が良く見えるはずだか、残念ながら今日はぼんやりして良く確認できない。
この後東峰に行き笠山神社をお参りして再びここに戻り少し休憩したあと下山にかかる。
下山は歩き易い踏み跡の無い雪面を下り、林道を越えるごとに皆谷バス停の道標を確認しながら下山。
結局、今日の行動時間6時間50分で駐車場に戻る。
本日は雪も多く人は少ないと思っていたが、出合った登山者は15名くらいで予想以上に良く歩かれているコースのようだった。