鳩ノ巣市営駐車場から杉ノ殿尾根を登り、本仁田山(ほにたやま)をピストンしたあと人気溢れる川苔山へ、帰路は赤杭尾根で古里(こり)に下り、鳩ノ巣に戻る周遊コースを歩く。
コースタイム(行動時間7時間5分) 単独
鳩ノ巣市営駐車場8:00-大根ノ山ノ神8:40-コブタカ山9:40-本仁田山9:55~10:00-大ダワ10:25-川苔山11:35~12:00-曲ヶ谷北峰12:10-林道12:55-赤杭山(赤久奈山)13:25-古里14:30-鳩ノ巣駐車場15:05
鳩ノ巣の市営無料駐車場は鳩ノ巣駅の先のトンネルの手前の道を右に入ってすぐの所にある大きな駐車場だが、まだ大分空きはあるものの駐車中の車は多い。 8時丁度に出発。
踏み切りを渡って集落の間を抜けて行き民家の横から登山道に入っていくが、高所にあるこの家には荷揚げ用と思われる専用のリフトがあった。 東京ではめずらしい物だったので写真に収めさせていただいた。 ここで林道を横断し杉ノ殿尾根を登って行く。
ここが川苔山へ続く尾根への分岐になっているので、ここから本仁田山をピストンし再びここに戻ってくる。
本仁田山山頂は東側が大きく開けているので眼下に東京方面の景色が広がっているのだが残念ながら大分かすみ気味で良くわからない・・・
ただ、南西側は植林された杉の木も少し切り払われており、その空間からこんなすばらしい富士山が展望できるようになっている。
コブタカ山に戻り、そこから大きく下り最低鞍部にある大ダワに着く。
ここから急登の尾根巻く道が右に分かれているのだが、桟橋崩落のため通行禁止の案内(平成23年9月)があり今は急坂の続く尾根を辿るしかない。
山頂が近くなるにつれ針葉樹の林も少なくなり次第に明るい尾根になる。
川苔山と曲ヶ谷北峰をつなぐ稜線までくるとこんな明るく広い尾根道になる。
広い山頂には多くの人がおり雲取山をはじめ奥多摩の山々が一望できる景色を楽しんでいる。
もちろんここからも富士山の眺めは抜群で手前の三頭山の後ろに優美にたたずむその姿はほんとうに美しい。
昼食はこの雄大な景色をながめながらのんびりとる。・・・がさすがに少しすると風は冷たく寒くなるので改めて奥多摩の景色を楽しんで下山とする。
帰路は曲ヶ谷北峰から赤杭尾根から古里へ下るが、曲ヶ谷北峰まで来て振り返ると雑木林で覆われた川苔山がこのように見える。
下山路の赤杭尾根は尾根上のルートなのでそんなに暗い尾根ではないだろうと思っていたが曲ヶ谷南峰から下を見ると防火帯だろうか稜線上の木は伐採され非常に見通しが良くなっている。
ここをのんびり下り始める。
エビ小屋山を廻りこむように下った後、地図に記載の無い林道に降りた。最初林道をすぐ横断するだけだと思ったが実際は20分ほど林道を歩くことになり、写真のこの地点から古里の道標に導かれ再び登山道(右手)に入る。
直進はロープが張られ進入できない。
林道から登山道に戻って少し下ると右手が大きく開け対面に今朝登ってきた本仁田山が意外に大きくそびえているのが見える。
途中の赤杭山(赤久奈山)山頂は林の中で展望はほとんど得られないのでそのまま通過。
曲ヶ谷北峰から2時間20分で古里の集落に到着。
この後青梅線の上を越え青梅街道に出た後、鳩ノ巣駅近くの駐車場まで35分歩き山行を終える。