名栗湖白谷橋から白谷沢を詰め権次入峠から棒ノ折山山頂へ
帰路は滝ノ平尾根からさわらびの湯へ下り 白谷橋へ戻る周遊コース
コースタイム(行動時間4時間15分) 単独
白谷橋7:40-岩茸石9:00-権次入峠9:25-棒ノ折山9:40~10:10-権次入峠10:20-岩茸石10:30-さわらびの湯入口11:25-有間ダム11:40-白谷橋11:55
神奈川の自宅付近では積雪はまったく無かったが途中の山道では路上に薄っすらと雪が付いており、慎重に運転しながら有間ダムに着く。
今朝は天気も良く青空が写る湖面がきれいだ。
ダムから白谷(シラヤ)橋までは5分もかからずに到着する。
橋の先にある駐車スペースは待避スペースのようだが4台ほどで一杯になってしまうような小さなものだ。
むしろ、ダムと白谷橋の間にあった駐車場所の方が広かったが、ともかく先行車があったので横に駐車し 早々に支度をすませ橋の横から登山道に入る。
登山口には白谷の泉と云う湧き水がある。
一見、冷たそうだったが意外に冷たさはなかった。
しばらく単調な沢伝いの道を登るが、次第に積雪も多くなり辺りの景観も雪に映え美しくなる。
藤懸(フジカケ)ノ滝の横を抜け少し登ると左右の岸壁が迫る、第一のゴルジュととなる。
積雪はあるものの岩肌が凍結するほどでは無いので、あまり滑ることはない。
続いて迫る第二のゴルジュもいく筋かの滝の交えて見事な景観を見せてくれる。
鎖の付いた岩場を越えると、すぐ白孔雀ノ滝となるが、気付いた時にはすでに滝の上部となっていた。
滝を過ぎてからはしばらく杉林の中を進み林道を横切って一登りして少し山腹を巻くように進むと岩茸石に到着。
ここから稜線歩きとなるが権次入峠に近づくと草木が樹氷で覆われ青空と白のコントラストが美しい。
権次入峠から階段を登ること15分ほどで棒ノ折山に到着。
山頂からは日光の山々や筑波山なども見ることが出来るが、少し霞みがかかってしまっている。
先月登った武甲山と大持山は特に目を引く。
山頂で簡単な昼食を済ませ下山とするが、下りは滑りやすいので軽アイゼンを付ける。
帰路は権次入峠、岩茸石まで下ったあと滝ノ平尾根を通ってさわらびの湯まで直接下ることにしたが、滝ノ平尾根はもう少し変化のあるコースかと思っていたがおおむね杉林の中を坦々と下るルートで途中3度林道を横断し、最後に下りきった所の民家の横を通り橋を渡ると、さわらびの湯の入口はすぐ目の前だ。
ここでアイゼンを外し再び有間ダムを通って駐車地点の白谷橋へ向かう。
今日も温泉がすぐそばなので、前回に引続きさわらびの湯でゆっくり温まってから帰路につく。