鍵掛峠から鬼ヶ岳、節刀ヶ岳、十二ヶ岳へ そして毛無山を経由して文化洞トンネルへの縦走
コースタイム(行動時間7時間) 単独
文化洞トンネル駐車場7:40-(自転車)-根場漁民荘前駐車場8:00~8:10-鍵掛峠9:45~9:50-鬼ヶ岳10:55~11:00-金山11:20-節刀ヶ岳11:35~11:50-金山12:05-十二ヶ岳12:35~12:45-毛無山14:00~14:05-文化洞トンネル駐車場15:10
文化洞トンネルの駐車場に車を停め自転車にまたがっておよそ4Km先の西湖 根場(ねんば)の駐車場に向う。
ほとんど平坦な道なので、20分ほどで移動できた。
駐車場に自転車を置き、湖面に映る見事な富士山をカメラに収めた後、漁民荘前から鍵掛峠へ向かう。
まだ、営業前のいやしの里の古民家風の建屋の前を通り、
神社の角(左の写真)からいやしの里を右手に見ながら林道に入る。
漁民荘前からおよそ30分で登山道の入口となり、しばらくは谷沿いにつづら折れに高度を上げ、20分ほどで明るい尾根にでる。
ここから幾分ゆるやかになった尾根道を進む。
途中、相模原から来たと云う20名の集団登山者の列につき、しばらく末尾で話をしながら登る。今日は王岳へ向うそうだ。少しして団体さんの休憩で追い越す。
漁民荘前から1時間35分で鍵掛峠に到着。峠からは南アルプスの山々そして八ヶ岳が綺麗に見える。
鍵掛峠から鬼ヶ岳への稜線はピーク毎にすばらしい展望が得られる
富士は目の前ですばらしい景色を提供してくれているが、始終逆光だ。
途中まったく予想していなかった傾斜のきつい岩場もあり、楽しめる。そのあとも気持ちの良い稜線歩きが続く。登山道がやや北側に付けられた辺りでは数センチの雪が残っていた。
真新しいシカの足跡もある静かな登山道を登り10:55鬼ヶ岳山頂到着。
山頂には5~6人いたが、皆 根場から直接登って来た人たちのようだ。この山頂も非常に眺めが良く、改めて周辺の景色を楽しむ。
5分ほど休憩し金山に向かい20分で金山到着。今日はここから節刀ヶ岳へ行き再びここに戻ってから十二ヶ岳へ向う予定だ。
節刀ヶ岳へは大石峠方面に10分ほど歩き、分岐から少し登ると山頂だ。
ここからは富士の手前にこれから行く十二ヶ岳の連なりが確認できる。
山頂で簡単に昼食を済ませ金山まで戻った後、今度は十二ヶ岳を目指す。
金山から十二ヶ岳へは一旦大きく下がるが、1ヵ所鉄のハシゴが架けられている箇所があり、トリッキーだ。
30分ほどで十二ヶ岳まで登り返す。狭い山頂には小さな神社の祠があり、丁度昼時で大勢の人がくつろいでいる。
正面の富士には大分雲がかかってきた。
少し休憩した後、いよいよ十一ヶ岳へ向って大きく下る。ほとんど鎖やロープに頼って下るルートで慎重に下る。
最下部のコルには吊橋が架けられているが、左右に大きく揺れるため一人づつしか渡れない橋だ。この橋がない時はどうやって昇り降りしたのか、困難と思われるような場所だ。
十一ヶ岳に登り返したあともピーク毎に一ヶ岳まで標識が有るのだろうが、七ヶ岳だけは見逃したのか確認出来なかった。
一ヶ岳の山頂を過ぎると数分で毛無山の山頂に到着する。
最後に静かな山頂で正面の富士山や河口湖などを眺めながら一時を過ごす。
毛無山からの下山は傾斜もそうきついわけではなく、のんびり下れる。
途中長浜へ下る道を左に分けて下るが、所どころに登山道を大きく掘り返した跡が沢山見られた。熊の仕業なのだろうか、一頭でやったと思えないような広範囲の面積があちこちで掘り返されており余りいい気持ちがしない。
15:10文化洞トンネル駐車場着。毛無山から1時間05分。丁度、7時間の山旅を終える。
この後、根場まで行き、自転車の回収をした後 途中にあった「いずみの湯」にて入浴。入浴客はそう多くないためのんびり湯を楽しむ。