西沢渓谷から黒金山の往復
コースタイム(行動時間10時間35分) 単独
西沢渓谷入口駐車場7:25-西沢渓谷入口7:50-黒金山登山口9:00~9:05-2021m峰11:05-牛首ノタル12:15~12:20-黒金山13:20~13:50-牛首ノタル14:10-2021m峰15:10~15:15-黒金山登山口16:40-西沢渓谷入口駐車場18:00
今回の黒金山は西沢渓谷を巡ってから登る予定だ。紅葉のシーズンの終えた西沢渓谷入口の広い駐車場にはあまり車は停っていない。車を上段の駐車場に停め西沢渓谷に向う。
西沢山荘から田部重治の文学碑の横を通って二俣吊橋を渡る。
橋からは正面に鶏冠山が見える。今日は風は強いが、晴天に恵まれた。
橋を渡りきった所に、鶏冠山の登山口がある。2006年に訪れた時には、この登山口には立入り禁止の案内板があったはずだが、今は小さい鶏冠山の標識が設置されている。
西沢渓谷はまだ早朝でもあり見かける人はだれも居ない。名瀑を沢の左岸から楽しみながら
三重の滝
竜神の滝
貞泉の滝を足早に見学。
最後の七ツ釜五段の滝の手前で方丈橋を渡り、
右岸から滝を見ながら高度を上げ旧トロッコ道まで上がる。
休憩ベンチにて小休止のあと少し奥にある黒金山登山口から9時5分入山。いきなりかなりな急登が続くが、順調に高度を上げる。
今日は相前後して登る1人の登山者が居るだけで、他にはいないようだ。
このコースは途中の標識がないため現在地が特定しずらいが、登山口から丁度2時間ほどで2021mのピークとおぼしきポイントに到着、目指す黒金山も大きく見える。
積雪量も次第に多くなってきたためここで軽アイゼンを付ける。
ここから少しアップダウンを繰り返すことになるが、途中で片側のアイゼンが付いていない事に気付き、やむなく探しにもどる。急いで7~8分戻った所でアイゼンを見つけ今度は確実に付け再び山頂を目指す。
雪は思いの他多い中、まだバンドが外れることがありしばらくは気をつけながらの歩行だ。
牛首ノタル12:15到着。登山口から3時間10分も掛かってしまった。
しかも大分疲れてしまった。
乾徳山の奥に見える富士山などを眺めながら5分ほど休憩のあと山頂を目指す。
牛首ノタルから山頂まではコースタイムでは30分なのだが、足取りも重く結果的に山頂まで1時間もかかる。
先行したもう一人の登山者は昼食を終えたあとのようだ。
私も辺りの景色を楽しむ。正面に国師ヶ岳の山域が広がっているが、奥に金峰の五丈石もわずかに顔を覗かせている。
北側には木賊山、甲武信ヶ岳の山並みが連なる。
そして、南にはもちろん富士山の姿も確認できる。
昼は簡単に食べ少し休息の後下山にかかる。牛首ノタルまで20分。
2021mのピークまで1時間20分で到着。改めて、ここで辺りの景色を楽しみながら小休止。
ここから少し下ってアイゼンを外した後、黒金山登山口までの急傾斜を慎重に下る。
登山口着16:40。山頂から2時間50分だった。登山口から西沢の駐車場まで2時間近くかかるため、早速旧トロッコ道を下る。途中で完全に日も落ち暗くなったためヘッドランプの光を頼りに下る。
駐車場到着は18時丁度。
今日の行動時間は10時間を越えてしまったので非常に疲れた。帰路、通り道沿いにあるももの里温泉で疲れを癒してから帰路につく。