浅間神社から三ツ峠山へ
帰路は木無山から天上山を経て河口湖畔へ
コースタイム(行動時間6時間50分) 単独
河口湖畔駐車場8:15-(自転車)-浅間神社駐車場8:40-母の白滝9:20~9:25-木無山11:25-三ツ峠山(開運山)11:50~12:10-御巣鷹山12:25-木無山12:50-鉄塔13:40-林道14:25-天上山14:45-カチカチ山展望台14:55-河口湖畔駐車場15:30
今回は浅間神社の登山口から登り、三ツ峠から天上山を経て河口湖畔に下る予定であるので、カチカチ山のロープウエイ乗場に近い湖畔の無料駐車場に車を停め、写真の愛車で浅間神社に向う。
神社までの距離3kmほどを20分で駐車場に到着。早速、浅間神社でお参りを済ませる。
境内に登山道への道標は無かったが、左手の道路に母ノ白滝への案内板があったので、この道を上がることにしたが、すぐ林道を登っているため、間違いに気付いたが、そのまま母ノ白滝へ向うことにする。
どうも正しい登山道は神社の右手の道路を行くべきだったようだ。
神社の入口には三ツ峠への案内があったが、神社の境内にもその後の案内を設けて欲しいものだ。
舗装された林道を約25分歩き、右手の未舗装の道に入って10分で母ノ白滝に着く。
今日は来る途中の道路に表示されていいる温度計では-8℃と特別に寒かったせいか、滝は大分氷結しており、より迫力を感じさせる。
この滝はすぐ上部にもう一つの滝がありこちらも勢いがある。
母ノ白滝から沢の右岸の登山道を高度を上げていくが、この谷筋はイメージとは違い日当たりが良く、明るい気持ちの良い登りだ。
滝から45分ほどで鉄塔の下を抜けると丁度林道に合流し横切ることになるが、この後3度目に林道に出た後は、林道をしばらく歩き西川新倉林道に合流した地点から改めて三ツ峠への登山道に入ることになる。
しばらく自然林の気持ちの良い登山道となる。
途中、不意にカモシカと思われる動物と遭遇し、一瞬で藪の中に逃げ込んではっきり確認することは出来なかったが・・・・お互いに驚いた。
山頂近くの北側の斜面になると登山道が雪面に変わってきたが間もなく傾斜も緩み木無山の広い頂に到着した。
いままで、富士山は木々の間に見えてはいたが、ここからは笹原の奥にその美しい姿を見せてくれている。
ここから山頂までは途中に三ツ峠山荘がありベンチから富士山が正面に大きく見える。
開運山も屏風岩の岩肌とその右手に広がる町並みと奥の杓子山、御正体山などの展望がすばらしい。
山頂はもう一つの山小屋の四季楽園の前を通り10分ほどで到着する。
山頂から改めて周辺の山々を愉しむ。
木無山の奥に先週登った十二ヶ岳、節刀ヶ岳の山塊。中央奥の毛無山の山塊と富士裾野の大室山のふくらみ。
山頂で昼食を済ませたあと、御巣鷹山の山頂へ移動、道標はないが、山頂からそのまま奥に下って進むとすぐ車が通れる道になり、電波塔を右手に見ながら下り、改めて登り返すとすぐ山頂に着く。
この山頂には電波塔があるだけで、山頂の標識は何も無い。電波塔の裏に廻ると黒岳と釈迦ヶ岳、奥の甲府平野が望める。
御巣鷹の山頂からの戻りは車道を下ってくると四季楽園の裏手に通じる道があり、ここから木無山まで戻る。
木無山の分岐から府戸尾根に入り天上山を目指す。
この尾根は途中ほとんど展望に優れた場所は無く、長い尾根をひたすら下る。途中、送電線鉄塔の下は唯一視界が開けたが、その後も単調な下りが続く。
西川林道を横断し少し下るとカチカチ山ロープウエイ乗場へ下る道を右に見ながら天上山への登りがあり、15分ほどで山頂に到着。この山頂からはあまり展望は良くない。
すぐ下に展望台があり、更に少し下ってカチカチ山ロープウエイ乗場に到着する。
この時間でも観光客が大勢周辺の展望を愉しんでいる。
河口湖は今まで見慣れていたのとはちょっと違った角度で一望出来る。
河口湖湖畔へはロープウエイ乗場の左手から下山し、途中 太宰治の記念碑を見学し天上山護国神社横に降りる。
護国神社から10分ほどで、ロープウエイ乗場の横の路地に下山。湖畔の駐車場は目の前だ。
この後、浅間神社駐車場まで自転車の回収に向う。
帰路、いつもの紅富士の湯にて疲れを癒して帰宅。