今日は群馬百名山の有笠山(ありかさやま)と近くの嵩山(たけやま)の2山に登ることにしました。
最初は有笠山ですが、標準的な登山コースである沢渡温泉アウトドアパーク前の駐車スペースから西登山口経由で山頂に登り、東登山口に下山する周回コースを楽しんできました。
山の中で出会ったハイカーは誰もおりませんでしたが、ロッククライミングをしている人を見かけましたし、東登山口にはクライマーの方々と思われる車が全部で10台程度は駐車されていましたので、その人気の高さに驚きました。
コースタイム(行動時間1時間55分) 2019/4/6 単独
アウトドアパーク前駐車スペース9:15-西登山口9:30-西石門9:45-分岐点10:00-有笠山山頂10:20-分岐点10:35-東登山口10:55-アウトドアパーク前駐車スペース11:10
正面が目指す有笠山です。
車は正面の有笠林道と右に向かう蛇野林道の分岐となっているこの場所に停めました。駐車スペースということではないのでしょうが、数台は停められそうです。
今日はここから右に延びる蛇野林道で西登山口に向かい左手の有笠林道で戻ってくる周回コースを歩きます。
分岐から蛇野林道を15分ほど歩くと西登山口です。
ここに駐車スペースがあり1台停まっていました。
西登山口から植林された杉山の中を15分ほど登ってくると、登山道から少し外れた所に西石門があります。
付近には他に大きな岩はなく、山の斜面に存在するこの石の重なりは不思議な存在です。
西石門から15分近く登ってくると明るい尾根の上に出ます。
少し登ると、すぐに右手から東登山口へ下る分岐となり、さらに山頂の岩峰の下を廻るように歩いてくるとこの写真のような気持ち良い自然林の中を登ることになります。
クサリ場の下まで来ると美しい山々の風景を臨むことが出来ました。
麓に発電施設の太陽光パネルが並ぶ風景を見ることになり時代の流れを感じさせます。
写真の左奥は暮坂峠方面です。
鎖場に来て、最初のアルミ梯子を登ると、続いて次の鎖場と更に上にはまたアルミ梯子が待ち受けています。
登るときは左の鎖が設置してある側から登りましたが、鎖場の岩の上からアルミ梯子まで岩の上を右にトラバースするのに、ホールドが乏しかったので、ここは右のロープが張ってある方を登った方が楽だったようでしたので、下りはロープ側から下りてきました。
有笠山山頂に到着です。
駐車スペースから1時間強でした。
残念ながら山頂は林の中ですので展望はほとんど得られません。
気になるのは、この山頂の標高です。
標柱ポールは八八八mとなっていますが、下の標識に記載されているのは873mです。
私のGPSでは山頂で870m~879mでしたので、たぶん873mが正しいと思いますが・・・
山頂では展望を楽しめませんでしたが、途中の岩場の上からは南側に広がる山々を臨むことが出来ました。
山頂から分岐まで下山し、今度はこの東登山口へ案内に導かれ下り始めましたたが、すぐに踏み跡が薄くなったので間違いに気付き改めてこの分岐に戻って改めてルートを確認したら、分岐を下り始めてすぐに左に折れ曲がって下る道を見つけました。良く見るとこの曲がる地点の木に赤のマーキングテープが張られていました。
ここで5分ほどロスをしましたが、間違えて下った道も、途中まではしっかりとした踏み跡が付いた道でしたので多くの人が間違えて下ってしまう道のようでした。
分岐を下り始めて、最初のこの岩場でクライミングを楽しむ人がいました。
今日、初めて出会った人でしたが、更に下って下の岩場も覗いて見ると遠くの岩場に大勢のクライマーがいるようでした。
分岐から20分ほどで有笠林道の東登山口に到着です。
林道はこの場所にゲートがあり、ここから先には進めません。
ここは西登山口に比べて日当たりも良く気持ち良い場所です。
そして驚いたのは、東登山口からご覧のように林道脇に沢山の車の列が見られたことです。
たぶん、クライミングを楽しむために来た方々と思われますが、こんな状況とは思っていなかったので驚きました。
このあと、林道を15分ほどのんびり歩き駐車場所に帰着です。
わずか、2時間弱の歩きですが、有笠山の周回ハイクを終えました。
次は、嵩山です。↽その記録はこちらです。