黒滝山を巡る歩きを終え、午後からは甘楽町の天狗山です。
天狗山(666.8m)は甘楽町にあり、別名を金光山とも言うようですが、この山は近くの熊倉山(896m)から派生している尾根の途中にある小さな頂で、独立した山とは言いがたい目立たない山です。
登山ルートとして歩かれているのは宝積寺側からの林道を使う轟登山口の方が多いようですが、まずは順当に白倉林道からの白倉登山口ルートで登ることにしました。
コースタイム(行動時間2時間15分) 2019/03/02 単独
駐車スペース13:45-天狗山登山口14:10-白倉神社旧社14:50-天狗山15:00-分岐15:03~15:15-白倉神社旧社15:20-天狗山登山口15:45-駐車スペース16:00
林道は民家を過ぎてすぐに未舗装の道となりましたが、民家が途切れてから700mほど入った辺りに3台ほど停められるスペースがありましたのでここに車を停めました。
駐車地点から林道を25分ほど歩くと、林道がUターンするように大きく曲がる地点があります。
ここが、実質的に天狗山の登山口になります。
小さい車でしたらここまでは入れそうです。
登山口から10分ほど歩くと、しめ縄で祀られた場所がありました。
ちいさな札に「かなごの滝」と書かれています。
水の気配は全くありませんが、ここが滝になるのでしょうか。
かなごの滝から5分ほど登って来ると、登山道にこんなに大きな石がゴロゴロとした場所もありました。
沢のようになっています。
さらに15分近く歩くと、登山道脇に「一級河川指定区間起点」の石柱がありました。
この白倉川は一級河川だったのですね。
そして、登山口から30分ほどで白倉神社の一ノ鳥居をくぐります。
更に10分ほど歩き大きな杉が林立する登りをこなし白倉神社旧社に到着です。
二ノ鳥居をくぐるとすぐに狛犬ではなく、烏天狗と大天狗の石像が迎えてくれました。
鳥天狗 大天狗
神社でお参りを済ませ天狗山に向かうと5分ほどで稜線に到着です。
すぐ上が天狗山で、ここが轟登山口からの合流地点になっています。
この付近の木は広く伐採され、新らたに杉の木が植林されています。
天狗山山頂は林に囲まれあまり展望は得られません。
山頂から分岐点に戻る時に見た風景ですが、広く伐採された状態なので展望は非常に良い状態です。
分岐に戻りこの風景を見ながら休憩としました。
カスミ気味のため肉眼では右端の奥に浅間山、左手に荒船山と確認することができましたが、この写真では確認は難しい。
帰路はこの分岐点から45分で駐車地点に帰着し2時間15分の天狗山の往復ハイクを終えました。