今回の山旅は群馬百名山の鉱石山と戸神山を巡るもので、最初に鉱石山に登り、午後からは戸神山に登るものです。
鉱石山は今は廃業してしまった「桜川温泉ふじやまの湯」の跡地の前にあるスキー場の駐車場に車を停め、ここを起点にハイキングの周回コースを歩くことにしました。
ここに来る途中に車の中から、近くの杉林に覆われた山が黄色く染まるほどの杉花粉の舞う光景を目にして、忘れていた花粉の影響が急に心配になったが、歩き始めはマスクで防備したものの、雪に覆われた山中では心配したほどの影響はありませんでした。
コースタイム(行動時間3時間25分) 単独
スキー場駐車場9:05-世田谷区民健康村鉱石山休憩所ピーク10:25-鉱石山10:45~10:50-鉱石山西側休憩所ピーク11:10~11:30-林道合流地点11:50-スキー場駐車場12:30
スキー場の駐車場に車を停め、反対側にあるスキー用品のレンタル屋さんの樹恵里の手前の林道に入りハイキングが始まります。
林道を20分ほど進むと左斜面の杉が広く伐採され、見通しが良い状態になっていました。
何より花粉の影響が遠のいたと思われるのがうれしい。
30分ほど歩くと簡易トイレが並ぶ林道の分岐で、鉱石山登山道入口の案内に従ってここを直進する。
トイレの分岐から登山道に入った後も、幅広い直線的な道を歩き、スタートしてから50分ほどで「鉱石山→」と書かれた簡単なカンバンを確認。
ここを右に入って実質的な山道になる。
山あいの道は雪が付いていると登山道も確認しずらいため、所々の木にペイントされているマーキングに気を配り歩いていると写真のようなトロッコの軌道が目に飛び込んできた。
丁度、この付近には雪がなくラッキーでした。
稜線が近づいてきました。
辿って来た道を振り返って見たのがこの写真です。
登山口から1時間20分ほどで世田谷区民健康村鉱石山休憩所と書かれた標識のある小さなピークに到着。
更に10分ほど歩くと次のピークとなり、ここから前方に目指す鉱石山(左)と右奥の朝倉山を初めて確認することができました。
鉱石山山頂に到着です。
ここは東西に長い山頂で、近くにはトイレも設置されています。
山頂には立木が多く周囲の展望は得られにくいですが、木の間から臨むことができる武尊の山塊をズームで撮って見ました。
武尊の山頂部は雲の中のようですが、右に見えるピークが前武尊でしょうか。
南側には子持山も見えますが、この付近からはほとんど木々に遮られてしまっています。
山頂の稜線部は北風が強く寒いため早々に下山のため長い稜線の外れにある休憩所と書かれたピークまで移動。
そこから振り返って見た鉱石山(左)と朝倉山です。
このピークの南側の斜面で風を避け、20分ほど休憩です。
林道まで下山してきました。
山頂部では木々の間に辛うじて見えていた子持山(左)もここでは遮るものもなく素晴らしい眺望が得られました。
そして右手の山々が地元では三並山(みなみやま)とよばれている右から十二ヶ岳、中ノ岳、小野子山の三山です。
この三山は昨年9月に登って来ました。
林道に降りた後、新しい道でしたが左手に曲がる道が下る道だったので、左折して150mほど歩くと前方が行き止まりになっていました。
GPSで現在地を確認すると、この先を無理やり進んで尾根の反対に回り込めば、ほどなく登山道に合流しそでしたが無理せずに引き返すことにしました。
結局、林道に下山した地点に戻ってから25分ほど歩いてこの県道の登山口に下山。
ここから車道を歩き駐車場に戻り3時間25分の歩きを終えました。
今日は、この後近くの戸神山にも登るために早速移動です。
戸神山の記録はこちらです。