今日の午前中に近くの鉱石山に登り、引続き午後からは戸神山に登ります。
戸神山は標高が771.6mしかない低山ですが、群馬百名山に選定され、地元で石尊山ともよばれて親しまれている信仰の山です。
そして、何といっても山頂から素晴らしい展望が得られる点が魅力になっています。
今日は虚空蔵尊の登山口から山頂に登り、下山は観音寺を廻って戻る周回コースを歩きます。
コースタイム(行動時間2時間40分) 単独
虚空蔵尊登山口清楽寺駐車場13:20-虚空蔵尊13:30-戸神山14:30~14:50-観音寺15:25-虚空蔵尊登山口清楽寺駐車場16:00
虚空蔵尊の登山口に近づくと正面に三角形の戸神山が目に飛び込んできました。
登山口の入口にあるこの清楽寺の駐車場に車を停めさせていただきました。
お彼岸の時など混雑時の駐車は遠慮してくださいという注意書きがありましたが、幸い今日は平日でもあり空いていました。
早速、支度をすませ、虚空蔵尊の鳥居を潜って奥の石段を登って行きます。
長い階段を登って社殿に着いたら、そこに待っていたのは狛犬ではなく「寅」そして右側には「牛」が睨み利かせていました。
神社で参拝を済ませ、左手から奥の登山道に入り山頂を目指しましたが、すぐにこんな木彫りの彫刻が沢山出迎えてくれました。
ここには写真の犬や猿だけでなく、猪や鶏など見事な作品が立ち並んでおり、楽しませて頂きました。
それぞれ緻密な彫刻で見事です。
山を登っていくと、上部はクサリも設置された岩場になっていますがしっかりとした岩で、気持ちよく登れます。
また、この付近からは展望も良くなり、振り返ると子持山など南側の山並みがすばらしいため、のんびり山並みを眺ながら小休止としました。
山頂に到着です。
標高が776.1mしかない低山ですが、前に遮る山も無いため周辺の名だたる山々が存分に楽しめます。
丁度、山頂にいた地元の人に周囲の山々を親切に説明していただいたので、山座同定が楽でした。
下がパノラマ写真ですが、実際には良く見えていた遠方の山々はこの写真では判別が難しいですが、左手の赤城山の山塊、中央右に子持山、その右の3つの山の連なりが小野子山・中ノ岳・十二ヶ岳の三並山(みなみやま)の山塊、そしてその右手にはこの写真では判別がむずかしですが浅間隠山、奥に浅間山と黒斑山と続き、更に右手には四阿山も頭だけでしたが、確認することが出来ました。
北側は雲の覆われ気味でしたが武尊の山塊も見ることが出来ましたし、遠く日光白根山も確認できました。
天気が良ければ富士山も見ることが出来るそうで、正に大パノラマが楽しめそうです。
山頂での景色を楽しんだ後は観音寺に下山です。
稜線を下っているとき松の木に止まっている鳥に気付き、思わず本物と勘違いして驚きましたが、実はこれが木彫りの鷲でした。
予期していなかっただけにビックリし、またその出来栄えに関心しました。
観音寺まで下山してきました。
奥から下ってきましたが、この付近にも沢山の木彫り彫刻がありまし楽しませていただきました。
観音寺からは35分ほど歩いて駐車場に到着です。
短い時間でしたが戸神山の周回コースの歩きを終えました。
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