ゴールデンウィークに西上州の桧沢岳と小沢岳に登ってきました。
最初は桧沢岳です。駐車は大森橋のたもとに停め、林道を歩いて左回りに桧沢岳を登るつもりで歩き始めましたが、登山口に気付かず、大分行き過ぎてしまい改めて登山口を探しながら戻って、沢に下る登山口と思われる地点にある踏み跡を確認し登り始めました。
群馬百名山に選定されている山なので、登山口には道標が有ってもよさそうですが、この登山口には道標が無く、しかも入口は踏み跡程度であったし、他に間違いやすい所もありましたので気をつけなければならない山だと実感しました。
コースタイム(行動時間2時間35分) 単独
大森橋 7:45-登山口8:10-桧沢岳本峰直下の神社9:05-桧沢岳本峰9:12~9:15-桧沢岳西峰9:20~9:40-展望台9:48-桧沢岳登山口10:10-大森橋10:20
大森橋の橋の手前に駐車しました。
橋を渡って左手の林道を登っていきます。
下山の際に通る林道の分岐点を過ぎ、15分ほど登っても登山口らしき箇所がなく、改めて地図を確認すると大分登り過ぎたことに気づきました。
すぐに登山口を探しながら戻りましたが、大きな堰堤のすぐ上に沢に下るわずかな踏み跡がありましたので、少し下って見ると沢の反対側に赤のマーキングが確認できましたので、ここを飛び石で渡りました。
登山道はすぐに急な登山道となります。
ルートはしっかりしています。
40分ほどの登りをこなすと大きな岩峰を巻くようなルートになります。
周囲の展望が得られるようになると美しいツツジを目にすることができました。
そして一気に展望が得られるポイントとなり、この後登る予定の小川岳とその左奥に妙義の山塊を確認することができました。
桧沢岳本峰の岩峰の直下を回り込むように進みますが、前方に神社の赤い屋根が確認できます。
神社の祠は岩穴の中にありました。
林道の登山口から1時間ほどで桧沢岳本峰山頂に到着しました。
残念ながらここはあまり展望が得られませんでしたので、すぐにもう一つの西峰のピークに向かいます。
西峰との間にあるコルに向かって下って行きますが、痩せ尾根です。
最鞍部のコルで、分岐している下山時のルートを確認してから少し登ると西峰に到着しました。
本峰からは5分ほどでの到着です。
ここにも小さな祠がありました。
この西峰からは、この後に登る予定の小川岳がすぐ近くに見えます。
中央奥にはかすみ気味ですが榛名山の山塊、そして左手には妙義の特徴的な山塊がよく見えます。
下山前に、この西峰からもう少し奥に登山道が付いていましたので、この稜線の末端まで足を延ばしてみました。
西端の岩峰の上からは西上州の山並みのパノラマ展望が得られました。
下山は先ほどの通ってきた本峰との鞍部コルまで戻り、ここから下山となります。
分岐のコルから5分ほど下ると展望の良い岩場があります。
ここから、さきほどの桧沢岳西峰を望むことが出来ました。
登山口近くの民家の上まで下ってくると、見事なツツジの群落を見ることが出来ました。
西峰から30分で登山口まで下ってきました。
車が2台ほど駐車できるスペースがあります。
そして、ここから20分弱で大森橋に戻り、短い山歩きを終えました。
この後、次の小沢岳の登山口に向かい、ゆっくり小沢岳を楽しみたかったのですが・・・思わぬアクシデントがありました。