丹沢・鍋割山も紅葉のシーズンは大人気で早朝から多くの登山者が訪れるため、駐車場に停められない多くの車がすでに路肩に並んでいました。
私も路肩駐車になりましたが、この車の列が帰りには約1Kmも続いていたのには驚きました。
今回はまだ歩いたことがない栗ノ木洞への登山道に入り、鍋割山を目指します。
下山は小丸尾根から二俣に下り県民の森駐車場に戻る周遊コースとしました。
コースタイム(行動時間5時間15分) 単独
早めに自宅を出てきたが、早朝からこんなに多くの車があるとは思ってもいなかった。
紅葉を楽しむ最後の週末になるせいか・・・
二俣に向けて10分ほど林道を歩くと左手に栗ノ木洞への登山道がある。
目立たない道標なので見落としがちだ。
登山道はほぼ直線的に登るだけの単調なものだが中ほどまであがってくると周辺に紅葉した木々が確認できるようになり目を楽しませてくれる。
この稜線でこんな景色を見られると思っていなかったのでうれしい。
また、ここを登る人は他には誰も見当たらず静かな一時を過ごせる。
この付近は杉林に覆われまったく展望は得られないので、早々に後沢乗越への稜線をたどる。
20分ほど稜線を下ると後沢乗越だ、ここは二俣経由で登ってくる人の休憩スポットになっており多くの人がいるためノンストップで先を目指す。
後沢乗越から明るく気持ちの良い尾根を紅葉を愛でながら登ること45分で山頂に着く。
すでにこの山頂は多くの登山客で賑わっている。
丹沢の中でも屈指のビュースポットであるこの山頂からの眺めをしばらく堪能。
今日は富士山の右手に連なる南アルプスの山々まではっきりと確認することができる。
鍋割山には昔から何度も訪れているが、実は名物の鍋焼きうどんはまだ一度も食べたことが無かったので、今日は初チャレンジ。
名物というだけあってこんな時間でも予約待ちで、10分ほど待って外のベンチでアツアツの鍋焼きうどん(¥1000.-)を食す。
眼下の秦野盆地から奥の相模湾の風景を見ながらの熱いうどんは格別だ。
結果的に1時間近く山頂で過ごし、下山路の小丸尾根の分岐を目指し、鍋割山稜に入る。
途中、稜線からは右手の丹沢山から棚沢ノ頭、蛭ヶ岳に至る山並みを確認することが出来る。
鍋割山から丁度30分でこの小丸尾根分岐に到着。
その小丸尾根分岐からも素晴らしい展望が得られる。
ご覧のように正面に広がる相模湾の中には大島もはっきり確認できる。
もちろんここからも富士山の姿はバッチリ。
右手は先ほどの鍋割山の頂だ。
小丸尾根を下り始めると随所にこんな景色に出会える。
考えてみればこの紅葉のシーズンに小丸尾根を歩くのは初めてで、この尾根がこんなに色鮮やかになるとは思っていなかった。
小丸尾根分岐から1時間25分で二俣着。
ここからの紅葉もまた格別だ。
この二俣から出発点の県民の森駐車場まで林道歩を15分で今日半日の山旅を終了。
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