2010年の男体山登山に時には志津峠周辺に車を停めることが可能だったが、現在は峠付近はすべて駐車禁止扱いで大きな丸太が敷設され駐車スペースに駐車できないようになってしまっていた。
それでも縦列駐車で多くの車が停まっていたが、私は峠の少し手前の大きな待避スペースの一角に車を停めさせていただいた。
ただ、女峰山の場合は志津峠からから更に志津林道を奥に入ると右側に2箇所ほどの駐車スペースが準備されており、こちらの方には殆んど車が無く余裕で停められる状況だった。
コースタイム(行動時間7時間50分) 単独
志津峠周辺は大きな丸太が置かれ駐車できないようになってしまっているが、それでも皆さん迷惑にならないように上手に停めています。
志津峠から林道を歩き始めることおよそ40分で前方に目指す女峰山を目にすることが出来るようになる。
そしてこの馬立分岐に丁度1時間かけて到着。
林道歩きはここで終わり、ここから右手の沢に向かって登山道を大きく下ることになる。
林道から荒沢に降りて沢を渡った後、荒沢出会で裏見の滝・日光への道を確認し、今度は右手の大きな涸れた沢に沿って小さな尾根を登っていく。
この尾根も明るくて気持ちの良い尾根だ。
涸れ沢沿いの尾根を登りつめ、その沢を横切ったあとにこの水場に着く。
ここでの小さな水の流れの恵みはありがたい。
水場から急な登りを15分ほどこなしてこの唐沢小屋に到着。
中は覗かなかったが、快適に過ごせそうな場所にある。
そして、小屋から再び岩場などもある急な登りを1時間近くこなしてようやく女峰山到着。
朝のうちは青空が広がっていた空は残念ながら今はガスがかかり、これから向かう帝釈山へと連なる稜線がやっと確認できる程度で、男体山や大真名子山などの近くの山も全く確認することが出来なかった。
この山頂のすぐ下には祠があり他のパーティがくつろいでいたが、私もここで昼食とし、その後ものんびりとコーヒータイムの一時を過ごす。
休憩後気持ち良い稜線歩きが始まるが、稜線で見た花々を紹介すると。
フデリンドウ イワオトギリ コケモモ
タカネニガナ イワギキョウ コゴメグサ
女峰山山頂から稜線を20分ほど歩き山頂を見ると、以外にピラミダルな美しい頂を見せてくれた。
稜線を歩いていても中々展望が開けなかったが、ようやく見ることが出来たのが左の帝釈山とその左手の小真名子だけで、大真名子は最後まで雲の中でした。
帝釈山の山頂は広く開けているためすばらしい眺望が得られるのでしょうが、残念ながら今日はその展望を楽しむことは出来ない。
帝釈山で5分ほど休憩したあと、富士見峠まで400mほどを一気に下山。
ここからまた、長い林道歩きが始まるが、残念ながら途中で大粒の雨も降り出したため、カッパなどを着込み馬立まで丁度1時間ほどかけて移動。
そして更に1時間の林道歩きをこなしようやく志津峠の先の駐車地点に到着。
お疲れさまでした。
今日の温泉はやはりこの付近では最高の湯元温泉が良いと思い、2010年の男体山と奥白根山の登山の際利用した湯守釜屋ホテルを再び訪れ、日帰り入浴(¥1000.-)でゆっくり疲れをいやし2日間にわたる充実の山旅を終え帰路についた。