市営の南登山道駐車場から大日堂コースにて稜線に立ち、稜線上を御岳から古賀志山に登ったあと北コースにて下山。
そして古賀志林道にて駐車場まで戻ると云う周遊コースを楽しみました。
でも総じてこの山は案内標識が少なく、多くの人が訪れる人気の山にしてはルートの確認に苦労する山でもありました。
コースタイム(行動時間3時間30分) 単独
南登山道駐車場7:30-大日堂入口7:40-大日堂7:55-赤岩山稜線8:13-御岳9:05~9:20-古賀志山9:30~9:35-北コース登山口10:10-南登山道駐車場11:00
鹿沼の栃窪の交差点から少し走ると、こんなにすばらしい古賀志山の全容が見渡せる。
南登山道の駐車場に到着。
朝7時半前なので先行車はまだ、1台だけでした。
駐車場はこの上段にもありました。
駐車場から林道を10分ほど歩くと大日堂の入口に着く。
大日堂の入口である標識はないが、横に大日堂の説明板があった。
入口から15分で大きな岩場の前にある大日堂に到着。
お堂には大きなお地蔵さまがある。
近くの石碑には安永九庚子四月日(1780年)と年号が刻まれていたので、今から230年も前の建立にるが、この山も古くから信仰が行われていたようだ。
登山道はお堂の右に続く道もあったが、お堂の左手の上部にある鉄ハシゴを登る道がある。道標がないので、どちらが正しい登山道かわからないが、使わないでくださいと所有者による表示があったハシゴを自己責任で登って行く。
登山道はしっかりと付いており大日堂から10分ほどで周囲が開けたパラグライダーの滑走路がある地点に到着。
ここを登っていく。
途中でパラグライダーの運搬用と思われるレールがあったので、そこを登ったが、結果的にここは登山道ではなくクライダーの滑走路の下を登るはめになってしまった。
登り切ると向こうに目指す古賀志山へ連なる山が見える。
あとで気付いたがこの地点の近くが赤岩山だったはずだ。
ここを下って行くと本来の登山道なのか右手から合流してくる道があった。
稜線上のルートは岩場が続くが御岳手前の546mのピークに登る岩場に取り付けられたロープを頼りに登っていきます。
546mのピークを過ぎた辺りで左前方に古賀志山から派生する北尾根が美しくみえました。
御岳山頂に9時05分着、大日堂登山口から1時間25分です。
ここに至るまで1名の登山者とすれ違っただけでしたが、山頂には2パーティがいました。
ここには御嶽神社の小さな祠があります。
そして少しかすみ気味なのは残念でしたが、ここから北西側に大きく開けており男体山、大真名子、小真名子、女峰山、赤薙山の日光連山の素晴らしい展望がえられました。
ここで、景色を楽しみながら軽くお腹を満たしてから古賀志山へ移動。
今日の目的地、古賀志山に9時30分に到着。
ここは横に移動無線用のアンテナタワーがあり林にも囲まれているので御岳と比べるとほとんど展望が得られない。
下山する前に東側の展望地に立寄る。
眼下に赤川ダム湖が木立の間に確認できる。
遠方はカスミがかかって良くわからないのが残念。
下りは北尾根を富士見峠まで下り北コースにて下山するつもりが、途中いくつかあった分岐で進む方向を間違えたようで、かなりバイパスして直接北コースの下山路におりてしまった。
間違いには途中で気付いたが登山道ははっきしており、ほとんど最後まで道に迷った印象はないまま本来の登山道に合流できた。
登山道を歩き始めてから10数名の団体さん3パーティーはじめ家族連れなど大勢の登山者とすれ違いました。
さすがに、人気の山です。
駐車場への戻りは北コースの登山口から林道を足早に50分ほど歩いて駐車場に戻ったが、途中青い空にはパラグライダーが優雅に飛んでいました。
朝は人の気配もなかったパラグライダー場でしたがこの時間には盛況のようだ。
初めてこの古賀志山を訪れたが、この山には登山道を示す道標が山中にほとんど無く、迷い道がたくさん存在しているようでした。
一通り歩くとだいたいわかるのでしょうが、初めての登山者にも分かり易いように道標は少し整備したいところだ。
所で、今日はこの古賀志山を登ったあとはそのまま温泉に入って帰宅するつもりだったが、思いの他早い時間に下山してしまったため、歩きながら本日もう1山、近くの関東百名山である「石裂山」にも登ることにした。
駐車場に戻ったあと手早く支度を済ませ 石裂山へ移動。