週半ばに台風4号が大雨をもたらしながら列島を駆け抜け、続いた5号の影響で天気もぐずつき気味だったが、土曜日は久々に梅雨の間の晴れ予報となったため、この二度上峠から浅間隠山への往復登山に加え、近くの榛名山にも登ることにした。
浅間隠山は丁度レンゲツツジの季節で鮮やかな色合いが山の風景に彩を添え一層すばらしいものにしてくれた。
コースタイム（行動時間2時間20分） 単独
二度上峠下登山口駐車場8:30－浅間隠山山頂9:35～10:05－二度上峠下登山口駐車場10:50
二度上峠下登山口の近くにある駐車場を8時半に出発。
この写真は帰着時のもので駐車場は満車状態ですが、朝はまだ4台しか停まっていませんでした。
登山口から歩き始めて１５分もすると登山道脇にはレンゲツツジがあちこちで咲き揃い彩りを添えてくれるようになる。
雑木林の中の急登をこなし稜線上の見晴しの良いポイントに出ると鼻曲山から角落山の山域の向こうに妙義の山並みも確認できる。
山頂近くになると笹原で覆われた山肌が明るい雰囲気になり、点在するレンゲツツジが彩りを添える。
写真は登ってきた稜線を振り返ったもの。
登山口から1時間5分で浅間隠山の山頂に到着。
山頂からの展望は正に360度と云いたいところだが、北西側は尾根のの林でさえぎられている。
真近にそびえる浅間山はさすがに大きい。
右手には篭ノ登山の山塊も良く見える。
そして、浅間山の左手には特徴ある鼻曲山。
写真では判りづらいが奥には南アルプスの山並みも確認できる。
東側にはこの後向かう榛名山の山々が見え、その奥に赤城山も確認できる。
その赤城山の左手に日光の山々、更にその左手には武尊岳、燧ケ岳、至仏山が見える正に一級品パノラマだ。
山頂のレンゲツツジも見事だが、一角にはウマノアシガタが咲いていました。
こんなすばらしい山頂では時間がたつのが早く、展望を楽しんだり、花を愛でたり、少し腹を満たしていると最初は１人だけだった山頂も大分賑やかになってきた。
丁度、登山口で一緒だった81歳の男性が30分近く遅れて登って来た所で、挨拶を交わす。
その元気さに驚き、色々話を聞いて見ると70歳で南アルプスの全山縦走をした話しなどを聞き、私も80を過ぎてもこんなにすばらしい登山を楽しむことが出来るように是非なりたいものだと思う。
山頂からの下山時、鼻曲山の右手に八ヶ岳が雲の上に望め改めてこの山の展望の良さを思う。
駐車場にはおよそ45分で下山。
登山口近くの路上は多くの車が溢れ、人気の山が伺える。
今日は、この後 榛名山に登るため手早く支度を済ませ榛名湖半の駐車場に向かう。
その榛名山へ
