名栗げんきプラザを基点に山伏峠から伊豆ヶ岳に登り、正丸峠・旧正丸峠を経て追分道標からザゼンソウ保護地を回ってげんきプラザに戻る周遊コースを歩くものです。
ザゼンソウを見たいために設定したコースでしたが、旧正丸峠からのコースはあまり人が入っていないこともあり、荒れ気味で道標もなくルートも不明瞭な場所も多く一般的なコースとは云えず余りお勧めが出来ないものでした。
コースタイム(行動時間3時間30分) 単独
名栗げんきプラザ8:25-山伏峠8:35-伊豆ヶ岳9:10~9:20-長岩峠9:35-正丸峠9:50-旧正丸峠10:20-追分道標10:50-ザゼンソウ自生地①11:20-ザゼンソウ自生地②11:35-名栗げんきプラザ11:55
土日が雨模様で山に登ることができなかったが、晴れた今日月曜日が会社休日だったため平日の登山となった。名栗げんきプラザは月曜日は休館と云うことで駐車場が利用できるかどうか分らなかったが、案の定 第1、第2の両駐車場とも門が締まり利用することが出来なかった。
そこで、すぐ前にある長岩峠へ通じる林道の入り口付近(この
写真の右手)に車を停め出発することにする。
この左手の階段を登って伊豆ヶ岳への登山道に入ります。
道路の反対側には武川岳への登山口もある。
杉やヒノキの林の中を登っていくと次第に自然林で覆われるようになりマスクで防備した上での登山者にはこの明るい雰囲気が嬉しい。
山頂には35分ほどで到着。
ここからは対面の武川岳とその奥には頭だけ覗かせている武甲山がごらんのように見えます。
伊豆ヶ岳からの下山をはじめてすぐに右手に男坂を下るルートと思われるルートを確認したが、そこにはロープが張られており侵入できないようになっていたので、通常の女坂登山道にて長岩峠に下る。
このルートでは山頂から15分ほどで長岩峠に着く。
長岩峠から数分登ると小高山で、ここも標高は720mと低いものの北側の展望にすぐれ、二子山などすばらしい景色を見せてくれる。
小高山の後も時折り開けた場所の展望を楽しみながら稜線を下り広い車道の正丸峠に到着。
道路の反対側に旧正丸峠への階段が有る。
ここにある道標に正丸山という表記があり、正丸山という山が有ることをここに来て初めて知る。
その正丸山には峠からの急登を15分こなして到着する。 残念ながら山頂からの展望は得られないが・・・・
そして正丸山に続くもう一つのピークが川越山、ここがこのルートの最後のピークで、三等三角点の石柱があった。
ここから右へは正丸駅、左へは初花・芦ヶ久保とあり、ここは左の初花に向かうが、正丸駅方面に比べると明らかに道はか細い。
旧正丸峠から沢に下るまでは良かったが、沢に入ったあたりでルートが不明瞭となっており、私がたどった踏み跡も途中で消えたため、沢まで下るようにして登山道に戻った。
そして少し歩いてこの林道の終点に着き、ここで少し休憩する。
結局、旧正丸峠から追分の道標まで30分で到着。
苔むした石仏が昔からの道しるべとして果たした役目を物語っている。
この追分からこの木の裏側に初花に向かってか細い道が付いており、この道に入るが、道には杉の枯れ枝が積もっているため判りづらい。
追分の道標から30分で初花のザゼンソウ自生地に到着。
この標識に案内され左に入ると林の中に柵で囲われた湿地がありそこがザゼンソウ自生地になっているが、残念ながらまだ芽だけ顔をのぞかせているだけで花の姿は全くなかった。
もう一つのザゼンソウ自生地は県道53号沿いにあるため本来、松枝橋まで戻って川を渡らなければならないのだろうが、川幅が狭いため石を飛んで川を渡り直接松枝のバス停近くの県道に上がる。
そして県道を歩くこと7分ほどで、この自生地に到着。
あまり期待していなかったが、こちらのの自生地には数はわずかだが顔をだしていましたザゼンソウ。ラッキー
尾瀬で見て以来2度目の対面になりました。
今日の目的も果たせて良かった~。
ザゼンソウ保護地からは県道を歩きスタート地点に戻るだけだ。 結果的に丁度20分で駐車場所に戻り、今日の周遊の山歩きを終える。