ピラタス蓼科ロープウエイ山頂駅から北横岳への往復登山
(フォレストクラブスキーツアー同行山行)
コースタイム(行動時間2時間15分) 単独
ロープウエイ山頂駅10:15-北横岳ヒュッテ11:00-北横岳11:25~11:35-北横岳ヒュッテ11:45-坪庭12:20-ロープウエイ山頂駅12:30
2月にこの付近に入山するのは初めてであり様子が良く分からなかったが、予想外に踏み固められたルートが出来ておりコース内は持参したスノーシューも不要の状況で、アイゼンのみで雪中の散策を楽しめた。
20分間隔で運転されるロープウエイで7分、北アルプスの山波や乗鞍、御岳の山塊を眺めながらあっと云う間に山頂駅到着。
お客の大半がスキーヤーだが雪上散策を楽しむ登山客もちらほら見られる。
様子がわからなかったのでとりあえずスノーシューを履いて北横岳に向け出発。
ここで登山道の状況を確認すると この先もルートは竹棒で示され、しっかりしたトレースも付いているためスノーシューを外してアイゼンに履き替えていくことにした。
坪庭から一旦高度を少し下げたあと北横岳本体への登りとなるが、ルートはしっかり踏み固められておりアイゼンだけで十分だ。
途中、振り返るとロープウエイ山頂駅の建物の奥に南アルプスや八ヶ岳のすばらしい眺望が得られる。
50分ほどで北横岳ヒュッテ到着。
小屋は営業しているようだ。風もなく暖かいためベンチでのんびりしていきたいところだが・・・
集合時間の関係もあり休まず上を目指す。
北横岳のピークの一角まで登ってくると360度素晴らしい展望が広がる。
南アルプスの千丈岳、甲斐駒ヶ岳、北岳の大きなピークと南八ヶ岳の山塊。
いつまで見ていてもあきない。
ロープウエイ山頂駅から1時間10分で北横岳山頂に到着。
ここも手前のピーク同様、素晴らしい展望だ。
蓼科山の向こうには北アルプスの長大な山波が連なる。
2006年の蓼科山登山時はガズで展望が得られなかったが今回は申し分ない。
それにしても蓼科山の山頂部の冠雪と奥の北アルプスの冠雪したラインが一致していて面白い風景になっている。
山頂で10分ほど展望を楽しみ北横岳ヒュッテまで戻り七ツ池へのルートにもトレース跡があったため池の様子を見に行ったが、残念ながら池と思われる場所にはただ雪面が広がるだけの風景があるだけだったのでそのまま引き返す。
坪庭散策路との分岐に戻り、ロープウエイ山頂駅には散策路を周遊するコースを廻ることにした。
風通しが良いこの付近は雪面は締まって硬い。
下山のロープウエイ発車時刻12時40の10分前12時30分着で予定通りで短時間ながら充実した北横岳の往復登山を終える。