払沢(ほっさわ)ノ滝入口から時坂(とっさか)峠を経て浅間嶺へ、そして浅間尾根の数馬分岐から
浅間尾根登山口へ下山し、バスにて払沢ノ滝入口に戻る周遊コースを歩く。
コースタイム(行動時間)4時間 単独
払沢の滝駐車場10:20-時坂峠10:50-時坂峠の茶屋11:05~11:10-浅間嶺12:05~12:35-1本杉13:20-数馬分岐13:40-浅間尾根登山口バス停14:20
地図はGPSデータをGoogle Earthに乗せて表示させたもの。
払沢ノ滝の駐車場は意外に広く大型バスも停められるスペースもある。
もちろん、元旦の朝から山登りに来る人などいないためほとんど車は停まってない。
登山道はこの駐車場の奥に向かって林道を進み、途中から林道をバイパスする山道に入る。
谷あいの登山道を登っていくと時坂峠近くに集落があり、その民家のたたずまいはいかにも穏やかで、ついこんな所に住んで見たいと思わせるようなのどかなものだった。
写真の分岐点付近には歴史を伺わせる地蔵尊もある。
時坂峠から舗装された平坦な林道を10分ほど歩くと峠の茶屋(冬季はオフシーズンのため営業していない)があり、店の前の広場からは対面に大岳山から御前山の山並みの展望ができる。
正面に見える大岳山
そして、峠の茶屋の少し先にもう一つ、水車小屋のある茶屋がある。
営業していれば、少しのんびりして行きたくなるようなところだが、所々凍りついた水車を横目にみながら上を目指す。
峠の茶屋から50分ほどで浅間嶺の休憩所に着き、浅間嶺の展望所までは少し戻るようになるが、5分ほどで開けた浅間嶺展望所に着く。
丁度、1組の登山客と出合い、あいさつを交わすが、結果的に今回出会った登山客はこの人達だけでした。
展望所からはあいにくの曇り空で遠方は雲に隠れているが、南側には大室山から丹沢の山塊が良く見える。
そして、北側は山頂部が少し冠雪している雲取山から御前山、大岳山の山並みまで展望できる。
昼食の後、あづまやのある休憩所に戻ったあと、浅間嶺への道を確認したが、道標もなく、踏み跡らしきものもなかったので一段下にある道の風張峠・数馬の道標に導かれ先に進むことにする。
今日は浅間尾根登山口からのバスにて払沢ノ滝へ戻るためバスの時刻を気にしながら歩いていたが、少し早足にしても人里峠まで15分弱、さらに一本杉まで30分弱でコースタイムより大幅に早く到着してしまった。
一本杉から10分ほどするとサルの手形の付いた石があると云う立札があった。
示された岩を良く見るとたしかに猿っぽい手形と思える岩があり、なるほどと感心する。
この山道が昔から荷の運搬路として使われいたようなので、この石の存在も相当昔から確認されていたのだろうと想像される。
さらに10分ほどで数馬分岐に到着。
浅間嶺から1時間05分だった。
予定より大分早いため予定のバスの1本前の14時35分のバスに十分間に合いそうであるので、ここからはのんびり下ることにする。
数馬分岐からのんびり下って35分ほどで檜原街道の浅間の湯入口の写真の場所に到着。
バス停はすぐそばに見える。
ここで20分ほど待ち、バスにて本宿役場前まで行き、徒歩で10分ほどかけ払沢ノ滝駐車場に戻る。
駐車場に戻ってから日本の滝百選に選ばれている払沢ノ滝見物に出向く。
駐車場から丁度10分ほどで、ご覧の滝に出会える。
4段の滝から成るこの滝の全景は見れないが、スケールの大きな滝を見ることが出来た。
投稿情報: |