志津峠から男体山への往復登山
コースタイム(行動時間5時間20分) 単独
志津峠8:00-五合目9:00-男体山10:30~11:25-志津峠13:20
地図はGPSデータをGoogle Earthに乗せて表示させたもの。
今回の山旅は1泊2日で奥白根山と男体山の2山をクリアーする予定で、初日が奥白根、2日目に男体山に登るつもりでいたが、いろは坂あたりで見た男体山には少し雲がかかる程度のものだったものの湯元付近まで来て見ると白根山は中腹あたりから完全に雲の中で、このまま白根山にトライしても何も面白くないとの思いから急遽行き先を雲のかかりが少ない男体山に変更することとしたものだ。
今年は少し遅れ気味なのか、いろは坂の紅葉は今が見ごろで、すばらしい彩りで迎えてくれた。
男体山も山頂に少し雲がかかっているがクリアーにその姿を見せている。
中禅寺湖の湖畔のモミジも最高だ、奥の社山(やしろやま)も美しい。
まだ葉を落とし切っていないカラマツ林の林道をゆっくり車を走らせ志津峠に向かう。
志津峠の登山口には車は7、8台停まっていた。
ガイドブックに20台程度とあったが、とてもそんなスペースは無さそうだ。
8時丁度にこの林道に入り奥に見える山頂を目指す。
林道を数分歩き、右手の登山口から少し進むとすぐ志津小屋に着く。
中を覗くと緊急用のものか布団も置いてあった。
7合目辺りまで来るとようやく視界が開け、背後の大真名子 とその奥に女峰山が見える。
山頂10時半到着。
山頂には標識は無かったので、少し神社の社側に下って山頂を望んだカットを乗せる。
ちょっと時間は早いがここで簡単に昼食を済ませ、周辺を巡ってみた。
過去に2度訪れてその都度このカットを撮影しているが今回は雲の切れ間にパノラマで撮ってみた。
少し西寄りに下がった所からは大真名子の裏の小真名子もその頂きを見ることができる。
この左には本来見えるはずの太郎山、そして白根の山塊が望めるはずなのだが殆ど雲の中で全く確認できないのは残念だ。
朝の晴天が恋しい。
山頂付近で時間を過ごしたあと下山にかかり、1時間55分で志津峠到着。
今日はこのままホテルに入るには時間も早過ぎるため、近場を観光することとした。
志津峠から林道を下る時、こんなに素晴らしいカラマツ林の海を見ることが出来た。
来るときには気付かなかったが思わず車を止めこの景色に見ほれた。
この牧場の奥に太郎山の登山口があるので、いずれ来るときにために下見がてら立ち寄ってみました。
周囲をカラマツ林で覆われているため狭く感じるが、美しい牧場です。
竜頭の滝には何度か来ているが今回初めて竜頭橋の横の駐車場に車を停め、下の茶店まで歩いてみた。
滝は流れる水量も多く迫力がある。
夏の青々とした景色と違い草紅葉はまた違った美しさが有ります。
この時間になってようやく白根山の方も雲が切れてきました。
明日に期待!
戦場ヶ原の駐車場からは男体山も大分雲が取れ美しい姿を見せてくれます。
今回予約したホテルは湯守釜屋ホテルだ。
湯元には一度も泊まったとこが無いので、温泉が楽しみでもある。
ホテルに入り少し休憩した後、早速温泉に浸かりに行く。
時間も早いせいか広い湯船も貸切り状態で、ゆっくりくつろぐ。
泉質はph6.5程度で、白濁した硫黄臭漂う湯はいかにも温泉~という感じでつい長湯をしてしまう。
もちろん掛け流しなので清潔感が漂う非常にいい温泉だ。