内山峠から艫岩、荒船山(経塚山)への往復登山。
コースタイム (行動時間4時間) 単独
内山峠8:20-艫岩9:30~9:35-経塚山10:05~10:10-艫岩10:40~11:10-内山峠12:20
地図はGPSデータをGoogle Earthに乗せて表示させたもの。
歩行軌跡は帰路のみを掲載しています。駐車場は朝の段階でほぼ一杯の状況で、午後 駐車場に戻った時には路上にも10台以上あふれていた。(写真は帰着時)
紅葉には少し早いはずだが、意外に多くの登山客が来ている。
荒船山への登山道はこの駐車場の奥から始まる。
登山口から林の中を登りながら15分ほど歩くと樹間に艫岩の姿が見えてくる。
尾根上の道でもほとんど樹木に遮られており、何とか見ることができる場所は結局ここだけだった。
更に20分ほどアップダウンを繰り返しながら登っていくと突然大きな岩が現れる。
ここが鋏岩いと云われている場所で、昔は荒船山出世不動尊がまつられていたそうだ。
いかにも神々しい雰囲気がする。
駐車場から1時間10分で艫岩の展望台に到着。
やや雲は多いが北東の方角には妙義山の山並みと、奥のに連なる榛名の山々まで綺麗に見える。
そして眼下には緑の中をうねる254号線の白い線が印象的だ。
5分ほど展望を楽しんだあと経塚山へ向かう。
経塚山へは平坦な広い稜線の上を歩くが、前日までの雨でぬかるみが多く歩きづらい道になっている。
山頂への分岐から一転して急な登りとなり、一頑張りすると山頂だ。
祠も設置されているこの頂きは残念ながら周囲の殆どが樹木のため余り爽快な気分にはなれない。
展望は山頂の南西側が少し開け、木々の間にローソク岩の特異な形を確認することができるくらいだ。
(写真は望遠撮影)
山頂から再び艫岩の展望台に戻る。
先ほどは雲に覆われていたため確認できなかった浅間山の山頂も確認することができた。
ラッキー。
この艫岩にて簡単な昼食を済ませ下山。
途中、来るときは気付かなかったが艫岩から200mほど戻った辺りから笹原の中に踏みあとがあり岸壁を側面から見ることが出来る崖の上のビューポイントがあった。
写真もうまく取れないが崖を彩る紅葉と奥に見える妙義の山並みが絵になるポイントだ。
それから下山途中の丁度登山道が崩壊して暫定的に高巻きルートになっている辺りの樹間から兜岩山も綺麗に見えた。
登るときには崩壊しているルートに気を取られたのか、この景色には気付かなかったが・・・・
駐車場着12時20分。
丁度4時間の山旅だった。
帰路、林道の途中から改めて艫岩の全容を確認。
今日は、早い時間の勢か客が少なく、のんびりした一時を過ごすことが出来た。