コースタイム(行動時間3時間45分) 単独
林道足馴線起点駐車スペース8:15-大峠山分岐9:15-大峠山9:30-大峠山分岐9:50-源氏山10:30~10:45-大峠山分岐11:15-林道足馴線起点駐車スペース12:00
久々に晴れ予報の休日。天気が良くなれば行くつもりであった大峠山と源氏山への山行がようやく実現する。
登山口である林道足馴線の入口は丸山林道の池の茶屋線への分岐のすぐ先にあるが、丸山林道そのものが途中で通行止めとなっており、迂回路の案内に従い未舗装の林道に入る。予備知識がなかったので、どこに行くのか不安であったが、林道池の茶屋線の櫛形山の登山口へ向かう途中に出ることになった。(帰宅後、迂回路は丸山支線と確認)ここから道路を下り、丸山林道と池の茶屋線の分岐に出て、ようやく林道足馴線の入口に到着。8時15分、ゲート前に車を停め出発。
すぐ左手に源氏山への登山道に入り、しばらくは右手の林道を見おろしながらの歩行となる。天気が良ければ南アルプスの山並みが見えているはずが、生憎 山の頂きが雲の中で残念だ。
山肌に刻まれた登山道は単調な上に余計なアップダウンがありむしろ林道を歩いた方が気分が良さそうだと思っていたが、途中林道が西に離れる辺りで林道に降りると思われる道があったので、帰路はこの道を下ることにしよう。
丁度一時間ほどで大峠山への分岐に着く。標識は無いが踏み跡ははっきりしている。
このルートに入り、すぐ右正面に源氏山のピークを見ることが出来る。途中登山道がガケ崩れで崩壊しておりルートが完全に消滅している箇所があったがものの崩れた山肌にルートを作りクリアー。
大峠山の山頂は一等三角点があるが、樹木に囲まれて展望は全くない。
小休止のあと分岐に戻り今度は源氏山を目指す。
この辺りは登山道にツバメオモトが見られる
造林小屋を過ぎてからは白花のイワカガミも多く見られるようになり目を楽しませてくれる。
山頂着10:30、大峠山分岐から40分だ。この山頂も、全く展望は利かず、多くの苔むした立ち木が静寂さを一層かもし出している。
帰路は大峠山の分岐から15分ほど下った地点にある分岐より林道足馴線に降りる。林道には源氏山への道標も設置されていた。ここからは、まだ工事中の道路でブルドーザー等の重機があるが、今日は誰もいないため平坦な道をのんびりと歩く。ただ、残念ながら相変らず雲は多く本来楽しめるはずの南アルプスは全く展望がきかない。林道入口着12:00、行動時間3時間45分の短い山旅だった。
今日の立ち寄り温は みはらしの丘「みたまの湯」だ。泉質はアルカリ性単純温泉だが、湯は赤褐色の特徴のある湯で他で余り見たことがない。更に特徴的なのは、露天風呂から甲府盆地と八ケ岳や茅ケ岳、金峰などの山並みの景観が楽しめることだ。ここも、ぜひ再び訪れたい温泉の一つだ。