コースタイム (行動時間 4時間30分)
鶴峠10:00~10:05-向山分岐11:00-三頭山12:47~13:03-鶴峠14:35
三頭山はだぶん10代最後の頃に御前山から縦走したことがあるので、それ以来およそ40年ぶりと云うことになるのだろう。ここは東京の山と云う印象があったが、山梨との県境に位置し山梨百名山であることを知ってから何かの折に行きたいと思っていた。もちろん当時の記憶は全くないので、初めての山と云う感じである。今回は鶴峠に車を置いてのピストンとなる。この峠道はサイクリングを楽しむ若者が多く、途中で多くの自転車と行き交った。
鶴峠でネットで確認していたアンテナ基地に車を停めさせてもらい登山口を探すと、奈良倉山登山口の分かり易い道標の丁度反対側に三頭山の登山口と道標が確認できた。
登り始めからしばらくは植林された杉林の中のつづら折りの登山道だがほどなくすると稜線に突き上げ、同時に明るい自然林の道に変わる。ルートは始終稜線から少しさがった山腹を緩く登る感じで付けられており歩き易い。
途中向山への分岐に初めての道標を確認。更にその少し先の小焼山の直下にあたるポイントで小休止とする。
峠から丁度1時間強だ。コースタイムの残り時間から山頂まで更に1時間と10分ほどのはずだ。この先も相変らず山腹を巻き気味の道が続くが積雪が安定的に見られるようになり時々深く潜るためスパッツを着用する。ルートが稜線上に変わると積雪量も増え雪に足をとられ歩きづらくなる。途中神楽入ノ峰と云う1447mのピークがあるが何の標識もないためそのピークの確認も不確かだった。いくつかのピークを越え山頂に至るまで2人の下山者に会う。
ほどなく山頂到着。峠から2時間40分もかかってしまった。やはり積雪の影響は否めない。山頂は20~30名ほどいただろうか、都民の森方面からの登山客で賑わっていた。
南側に展望が利くようになっており富士が綺麗に確認できるが残念ながら春霞の中でクリアーさに欠ける。
昼食のあと下山開始。下山時は積雪がかえって下り易くなっている部分もあり快調に下山。鶴峠着14:35。帰路、小菅の湯にてで汗を流した後 帰宅。