コースタイム (行動時間 7時間15分) 単独
大棚の滝駐車場8:45~8:50-沢山橋登山道入口9:25-第一展望台10:25-袴腰岳11:25-馬場平11:50-愛鷹山12:25~12:45-袴腰岳13:50-第一展望台14:35-沢山橋登山道入口15:25-大棚の滝駐車場16:05
袴腰岳と愛鷹山のアクセスに須津(すど)川の須津山荘からのつもりで大棚の滝まで来たが、林道が関係者以外の通行を禁止するというゲートに阻まれや、むなくこの滝の駐車場に車を止め出発。
地図には須津山荘までの所要時間が記載されていなかったが山荘横の山神社まで丁度30分かかった。
ここからほどなくして登山道入口となる沢山橋に到着。登山道は川の左岸を戻るように付けられているので、若干わかりずらい。
稜線まで杉林の中の急登が続く。途中風に乗った杉花粉が襲いクシャミが止まらず鼻水も収まらない事態になった。今年もやな季節の到来だ。
1時間弱で稜線に出る。右手に神谷方面のルートが確認できる。
第一展望台はこのすぐ上部にあったが展望台と命名するほどの展望はなく、ヤブをかき分けてかろうじて鋸尾根と富士を眺めることが出来る。
枝がじゃまで写真も撮りづらい。
ここから袴腰までも丁度1時間と云う距離で袴腰の手前の稜線上は残雪で覆われているが、ルートには踏み跡がしっかり付いており、道を探す必要はない。袴腰岳も展望は良くない。
ここから愛鷹山までのコースタイムは1時間、途中2つのピークを超える。馬場平のピーク付近には大きなブナの木が点在している。そんな中、50mほど先を突然白い鹿と思われる動物が私の気配に驚いたように走る去る姿を目撃した。雪面に付いた足跡は沢山見かけるが本体を見ることが出来るのは珍しい。
馬場平の外れから愛鷹を見ると山肌は北面だけに雪に覆われている。鞍部まで100mほど下り最後の登りにかかる。
12:25山頂着、広い山頂にはだれもいない。富士もクリヤーな姿ではないが雲の合間に見える。時間も予想以上にかかってしまたので、一等三角点の石柱に腰をおろし手早く昼食を済ませアイゼンを付ける。
下山前に山頂直下の桃沢神社にお参り。12:45下山開始。アイゼンがあるので、鞍部まで一気に下る。
途中ヒメシャラの大きな木が印象的だ。アイゼンを外して馬場平を登り返したとき、夫婦2組のパーティーと遭遇。林道で追い越した4人だ。ここまで登ってくるとは思っていなかったので意外であったし少し心配にもなった。下りは袴腰から展望台、沢山橋と順調であったが時折止まらなくなるクシャミと鼻水が大変だ。
帰りは大棚の滝周辺の遊歩道のために立派なつり橋があったので降りてつり橋から滝を見学。駐車場着16:05
今日は昨年通行止めで行けなかった御殿場市温泉会館に立ち寄る。ここの泉質はぬるぬるしていかにも温泉らしく大変良いが湯船が一つしかなく、温泉でのんびりすると言うわけにもいかないのが残念だ。ただ浴槽から正面に富士の全景が見えるよさが売り物か。