コースタイム(行動時間6時間10分) 単独
道志の森キャンプ場駐車場8:40~8:45-林道終点9:20-ブナ沢乗越9:50-非難小屋9:55~10:00-菰釣山10:20~10:25-中ノ丸11:10-城ケ尾山11:40~12:00(昼食)-大界木山12:20-浦安峠12:45~12:50-雑木ノ頭13:15-鳥ノ胸山13:40~14:50-雑木の頭14:10-道志の森キャンプ場14:55
早朝の三国峠からの富士は見事だったが・・・・道志の森キャンプ場を探すのに少し手間取ったため30分ほど時間をロスしてしまい、結局キャンプ場の駐車スペースを出発したのが8:45。
落合橋より西沢沿いの林道をさかのぼり約35分で菰釣山の登山口に到着。この頃から大分雲も増え空があやしくなってきた。丁度30分で稜線上のブナ沢乗越に到着、
ここからすぐの非難小屋で小休止。この小屋はまだ新しく立派な小屋だ、緊急時には心強い。
ここから菰釣山山頂までは20分ほどで10:20到着。残念ながら視界が全くない。非難小屋付近の標高ではまだ展望ができた毛無などの北側の山も全くダメだ。この山には山頂を表す標識が無い珍しい山だ。申し訳程度にマジックで書き足した案内標識を確認し、早々に下ることとする。
本日の予定では城ケ尾山の先の城ケ尾峠から道志の森に下る予定でいたが、大界木山まで足を伸ばしてみるつもりになっていた。
城ケ尾山に11:40に到着し、おにぎりをほお張りながら地図を見ていて、鳥の胸山にも色気が出てきた。地図には西側の展望が良いとあるが、この天気ではあまり期待できないが、急遽足をのばすこととした。ただ気になるのが大界木山から浦安峠への下山ルートが点線でヤブと記してある点だ・・・。
ともかく一旦、大界木山を目指す。大界木山の手前に浦安峠への下山ルートがあるが、実際にこのルートを確認し、ササで覆われてはいるが踏み跡ははっきり付いているので大丈夫だろうと思い、大界木山の頂上に至る。12:20着。すぐ、問題のルートに足を踏み入れる。さすがにほとんど人が入っていないため踏み跡が不明瞭な箇所が何箇所かあったが、無事林道がすぐ下に確認できる場所まで来た。ところが、最後に踏み跡が二つに分岐していたポイントで正面のコースを選んだのが運のつき、何とヤブこぎだ。さっきすぐ下に林道が見えたから何とかなるだろうとがむしゃらに進んだ結果、何と林道は3mほどのガケの下。戻るのも大変なため思い切って、滑り降りる。膝を少しいためたが無事だ。
しばらくこの浦安峠で休憩していると膝の痛みも治まってきた。改めて、峠の反対側にある鳥ノ胸山の登山口に足を踏み入れる。雑木ノ頭で道志の森キャンプ場への道を確認し、鳥ノ胸へ向かう、この付近は雑木の頭の名の通り冬枯れしているが美しい雑木林が続く。
鳥ノ胸山13:40、確かに西側が大きく開けており展望が好い。良く見ると曇り空の中に富士山が確認できる。天気が良いとここも富士の絶好のビューポイントだろう。山梨百名山の標識にて記念撮影のあと下山開始。雑木ノ頭から道志の森キャンプ場への道は下るにつれルートが不明瞭となる。この付近は落葉樹が主体であるため、足元が落ち葉で埋まっているためだ、2度ほどルートを見失ったが無理に進まず、引き返すことで改めてルートを確認しなおし、無事キャンプ場に下山。14:55着。
帰路は宮が瀬廻りで帰宅することとし、途中の道志の湯で疲れを癒す。