五街道の歩き旅も今回歩き始める甲州街道の旅で最後となる。
初日日本橋からの旅は、皇居東御苑に立ち寄ったこともあり上高井戸宿までとなり、最寄り駅の千歳烏山駅までとなった。
2022/5/4(水)単独 行動時間 7時間10分
日本橋 9:20-皇居東御苑 9:55~10:55-桜田門11:15-新宿12:45-明大前14:45-千歳烏山駅16:30
この地に立つのは4度目。
日本橋の上を走る高速道路の地下化もいよいよ具現化し、2040年には橋の上に青空が戻るようだが・・・・
その風景を見ることは出来るかな?
東京駅もリニューアル後、初めて立ち寄ることになりました。
大手門より皇居東御苑に入ります。
最初に富士見櫓です。
フェンス越しなので近寄れませんが、昔はここから富士山も眺めることが出来たそうです。
続いて、天守閣があった天守台です。
天守台に登ると広大な芝生の広場が一望できます。
ここが、かって本丸御殿や大奥があったところです。
本丸休憩所の隣りに江戸城天守を1/30スケールで復元した模型が展示されていました。
最後の天守だった寛永期のものということです。
最後に二の丸庭園の見学です。
アヤメやシランの群落が見られました。
東御苑からは二重橋を見ながら桜田門に向かいます。
桜田門を抜けて甲州街道の歩き旅を開始します。
静かな内堀通りを歩いてこの半蔵門でようやく皇居のお堀端から離れます。
内堀通りはマラソンランナーが多かったのでのんびり歩けるという状況ではありませんでした・・・
四ツ谷駅に実際に江戸城外堀の四谷門の枡形石垣に使われていた石材が展示されていました。
駅の改修工事によって発掘されたもので、駅構内に江戸城外堀の史跡が展示がされているようです。
四谷大木戸碑がありました。
傍には「左諏訪宿」の道標や石灯籠などもあるスポットです。
ようやく新宿駅南口の前を通過します。
正春寺です。
正春寺は、二代将軍秀忠の乳母初台の局の菩提寺で、これが「初台」の地名の由来になったようです。
明治大学泉キャンパス付近だけは静かな緑多い歩道が続いていました。
正門近くに塩硝蔵地跡の説明板がありましたが、この付近が江戸幕府の塩硝蔵(鉄砲弾薬等の貯蔵庫)として使用された場所でした。
宗源寺です。
境内の不動堂はかつて高台にあったため、「高井堂」と呼ばれ、それが高井戸という地名の由来となったということです。
烏山用水に架橋されていた「武州烏山村大橋場の跡」と記された親柱を確認。
脇に地蔵尊や青面金剛像もあるスポットでした。
甲州街道歩き旅初日は、この地の最寄り駅千歳烏山駅にて終えました。
明日は引き続きこの上高井戸宿烏山から八王子宿を目指します。。
上高井戸宿烏山から八王子宿の記録はこちらです。