東逗子駅から表参道を使って神武寺を訪れ、神武寺山・鷹取山に登って追浜駅へ
仏像壁画と磨崖仏は見たことがなかったので、今回立ち寄ってみましたが、仏像壁画群は道標が有るわけでは無く、壁画付近も荒れ気味でしたので意外でした。
2022/4/13(水)単独 行動時間 3時間5分
東逗子駅 10:30-神武寺 10:55~11:15-神武寺山11:25-鷹取山12:00~12:25-仏像壁画群12:30-磨崖仏13:00-追浜駅 13:35
東逗子駅から神武寺への入口に5分ほどで到着です。
ここが天台宗神武寺の表参道になります。
奥に見えるこんもりした山が神武寺山のようです。
参道は古い灯篭やお地蔵さまもあり、如何にも歴史を感じさせる道で気持ち良く歩けます。
苔むした道もすべて自然のもので、人工的なものはありません。
神武寺の総門です。
屋根は新しいようですが、近づいて見ると支えている柱は創建時のものを思わせるものでした。
付近の山地は、海底に堆積した泥砂が凝固した堆積岩のため、にじみ出る水分でシダ植物などが多く自生しており、それらの植物に名札が付けられていたのが有難かったです。
立派な鐘楼です。
「時鐘の為、鐘をついてはいけません」と記されていました。
薬師堂の山門です。
山門の横にかながわ名木100選の「なんじゃもんじゃの木」があります。(和名:ホルトノキ)
案内板に”ポルトガルからの移植樹とも伝えられているが、もともと日本に自生する樹木であって、これは分布の北限である。樹種がわからなかったので「なんじゃもんじゃ」と呼ばれて親しまれてきた”とある。
樹高20m 推定樹齢 約400年
そして、奥に薬師堂です。
神武寺山へはこの左手を進みます。
神武寺を後に、10分もかからずに神武寺山山頂到着です。
ここには三等三角点がありました。
山頂からは二子山の二つの頂きと、その右手の阿部倉山が確認できます。
曇り気味のため遠方が見えないのが残念でした。
鷹取山へ続く道は大きな岩山を超えていきますが、要所にクサリが設置されていますので、問題ありません。
山頂を目指し岩山を登って行きましたが、結果的に登ってはいけない直登のルートでした。
山頂の展望台の周囲はフェンスで囲まれていましたので、結局フェンスを跨いで展望台に上がる羽目になってしまいました。
展望台からは眼下に石切り場の跡が良く見えます。
天気が良ければ房総の山々も確認できたのでしょうが・・・・
良く見ると、眼下にこれから行く磨崖仏も確認できました。
それにしても、展望台から見ると特に横浜横須賀道路に沿っておびただしい数の高圧線やその鉄塔が乱立していました。何故なのでしょうか。
展望台の切り出し跡でクライマーがチャレンジ中でした。
次に、仏像壁画群の見学です。
道標が有るわけでは無く、壁画付近も草で覆われ荒れ気味だったので意外でした。
最後に磨崖仏の見学に向かいます。住宅街の十字路にあるこの階段を登ります。
入口から10分ほどで磨崖仏の弥勒菩薩像に到着です。
製作に約1年を要したようですが、石質が柔らかい凝灰岩ならではでしょうか意外に早い印象です。
この後、ここから追浜駅まで35分ほど歩きハイキング終了です。