コロナ禍の中、最近は地元神奈川の山を中心に廻っているが、今回はかながわ百名山として選定された横浜の加瀬山と池辺富士を巡ることにしました。
出来るだけ人通りが少なく静かな歩きができるコースにしたいと考え、加瀬山から矢上川・鶴見川の川沿いを歩き、熊野神社市民の森・大倉山の後、江川せせらぎ緑道を通って川和富士を訪れ、そして最後に池辺(いこのべ)富士に登って都筑ふれあいの丘駅を終着点とするものとしました。
2021/6/9(水)単独 行動時間 7時間30分
鹿島田駅 9:35-加瀬山10:07-矢上橋10:45-鷹野大橋11:10-高倉山11:00-見晴し台11:15-秋山川橋11:35-
杉山神社11:45-権現山12:25~12:35-大倉山駅前13:00~13:25-大倉山記念館13:35~13:45-新大熊橋14:35-
横浜北西線高架下15:13~15:20-月出松公園16:05-川和富士16:20-池辺富士16:45-都筑ふれあいの丘駅17:05
南武線の鹿島田駅から新川崎駅前を通って夢見ヶ崎動物公園を目指します。
慰霊塔付近を確認したあと、小さな高台の上で三角点と思われる痕跡を確認しました。
これが加瀬山の三角点だったのでしょうか?石柱は存在しませんでした。
近くには祠がありますが、山頂標識などはありません。
夢見ヶ崎動物公園はおよそ60種の動物が飼育されているそうで、無料開放されており、小さな子供さんを連れた方などが見られ、人気の場所のようです。
天照皇大神の裏の展望スポットまで登ってきました。
ここからは富士山や丹沢・秩父の山並みが望めるようですが、今日は晴れているものの山並みは確認できませんでした。
展望スポットから下り、矢上川にやってきました。
鶴見川との合流地点までこの土手上の道を歩きます。
途中、所々でタチアオイを鑑賞。
鷹野大橋の上から見た鶴見川と矢上川の合流地点です。
しばらく鶴見川沿いの歩道を歩きます。
ほとんど、人との出合もなく静かですが、土手とカヤトの間の道は変化がなく、土手の上の道を歩いた方が良かったかも知れません。
鶴見川を離れ杉山神社にやってきました。
杉山神社の右手から2ヶ所に分かれている内の最初の「熊野神社市民の森」の天神平広場に向かって登って行きます。
天神平広場です。
春は桜の花で彩られるようですが、今は誰もおらず静かです。
この尾根道を過ぎると、一旦住宅街となります。
この裏手の山が権現山です。
権現山山頂にある三等三角点を確認。
山頂部は広場になっており、東屋やベンチがあります。
大倉山駅前にやってきました。
この近くの食堂で昼食としました。
昼食後、大倉山記念館に立ち寄り手短にエントランスホールやギャラリーなど館内の見学(無料)をさせて頂きました。
大倉山公園の梅林の間を通りますが、今は人も見掛けず大変静かです。
大倉山公園を出た後は、40分ほど車道歩きが続きましたが、新大熊橋を渡り、川沿いの草の道に入り途中から「江川せせらぎ緑道」に向かいます。
「江川せせらぎ緑道」は江川の流れに沿った歩道で、川には小魚や鯉も見られ、2Kmほどのんびりと歩くことが出来ました。
カモもくつろいでおり癒される道です。
一旦、産業道路を歩き、今度は池辺町のせせらぎ緑道に入ります。
月出松公園から都田公園横を通る道も緑溢れる気持ち良い道が続きます。
そして、特徴的な川和富士に到着しました。
川和富士山頂は360°の展望が得られます。
各方位に箱根・丹沢・富士山・南アルプス・奥多摩・秩父・ランドマークタワーとあり、天気が良ければ見えるのでしょうが・・・・
今日は山並みの輪郭が薄く確認できる程度でした。
池辺富士の近くまで来ると、付近の交差点すべてにバリケードが設置され、人の通行もままならないような状況でした。
都合4カ所のゲートをくぐり、奥まった狭い入口の奥に浅間社の鳥居を確認。
50段にも満たない階段を登ると山頂部です。小さな祠があるが標識などはありません。
ここは木立ちに囲まれているため、この時期は周囲の展望は木々の間に確認できるという状況でしたが、無事目的達成です。
この後、およそ15分ほどで都筑ふれあいの丘駅に到着し、低山をめぐる歩き旅終了となりました。