緊急事態宣言中でもあるため公共交通機関を使わず、マイカーで広沢寺温泉の駐車場を起点に見城山(みじょうさん)・日向山・白山(はくさん)を巡ってきました。
見城山、日向山を巡ったあとに巡礼峠から白山へ向かいますが、この稜線上の歩道は気持良い尾根道なのですが、アップダウンを何度も繰り返す低山とは思えないハードな面もありました。 まして、今回は見城山からの下山と白山からの下山の両方で下山すべき道を間違えるうっかりミスを連発し、煤ヶ谷の集落に下りた時には16時を過ぎてしまいましたが、七沢温泉の駐車場までの1時間ほどの車道歩きのを終え、暗くなる前に何とかゴールとなりました。
今回は初めて巡る山々でしたが低山ながら気持ち良い尾根歩きが出来、印象に残る山旅になりました。
2021/1/14(木)単独 行動時間 7時間20分
広沢寺温泉駐車場9:50-見城山10:45~11:20-七曲り峠分岐11:30-日向山11:50-七曲り峠分岐12:00-七沢温泉12:45-巡礼峠への登山口13:00-巡礼峠13:30~13:50-物見峠14:30~14:35-巡礼峠14:35-白山15:05~15:30-御門橋バス停への分岐15:40-煤ヶ谷集落16:10-広沢寺温泉駐車場17:10
広沢寺温泉の無料駐車場を出発です。
駐車場の先にある愛宕神社の石段を上がり、先ずは参拝を済ませます。 登山道はこの神社の右手から続いています。
すぐに鳥獣対策用の電気柵がありました。
広い緩やかな尾根道を10分ほど登っていくと右手に見城山の頂を確認。
そして七沢温泉への分岐点です。
周囲は自然林に囲まれ気持ち良い道が続きます。
少し上には登山道が縦横無尽に張られた根で埋もれた印象的な風景が見られました。
所々に溶岩とおぼしき岩が見られたので、この根の下は岩盤で覆われていそうです。
出発から55分で見城山山頂に到着です。
ここからは北側の展望が得られ、隣りの鐘ヶ嶽と、その奥に左から仏果山・経ヶ岳・華厳山の連なりも確認できました。
10分ほど休憩し、次の日向山へ向かうために山頂から右手の大釜弁財天の方向に向かう必要がありますが、頭に日向山という認識があったため、漫然と登って来た道を下ってしまい、途中で間違えに気付き再び登り返して、改めてこの右手の道に入りました。
山頂から7分ほどで七曲り峠の分岐です。
ここから日向山をピストンし再びここに戻ることになります。
日向山山頂は林に囲まれた広い山頂ですが残念ながら展望は得られません。 天明8年(1788)と刻まれていると云う大きな石の祠があります。
七曲り峠の分岐に戻り、標識にある亀石への道に入って、林道近くまで下った地点に亀石と命名された巨岩がありました。
この沢沿いには他にもこんな大きな石がいくつか有りました。
七沢温泉まで下ってきました。
ここからも見城山への登山口があり、山頂へ40分とあります。
県道64号伊勢原津久井線から巡礼峠に向かいます。
県道から25分ほどでお地蔵さんのある巡礼峠に到着。
峠近くのピークに三角点がありました。
ここで、近くのベンチで10分ほど休憩。
巡礼峠から最初は緩やかなアップダウンが続く稜線の歩道です。
林越しですが西側に鐘ヶ岳・大山も確認。
物見峠への登りはハードな急傾斜の階段が待っていました。
物見峠は小さな頂の上にあり、ここからは正面に広く展望が得られます。
遠くに横浜のランドマークタワーも確認できました。
続いて貉坂峠です。
この峠も小さなピークの上にあり展望が得られます。
そして今日の最終目的地の白山に到着。
この展望台からしばらく展望を楽しむ。
完全逆光ではっきりしませんが、立木の奥に大山、その手前に鐘ヶ岳が確認できました。
白山からの下山は登って来た道を戻る必要があったのですが、どういう訳か漫然と飯山観音への女坂を下ってしまい、慌てて戻って改めてこの御門橋バス停への分岐から下山。
お茶畑も見られる煤ヶ谷の集落に下山です。 ここから広沢寺温泉の駐車場まで車道歩きになります。
駐車場までもう少しのポイントで見る鐘ヶ岳です。 この後、1時間ほどの車道歩きを終え駐車場に到着。