檜洞丸は2014年以来、6年ぶりとなる。 今回は玄倉の駐車場に車を停め、小川谷出合から西丹沢県民の森まで林道を歩き、石棚山から檜洞丸に登り、ツツジ新道で西丹沢自然教室に下山するもので、バスでスタート地点の玄倉まで戻る周遊コースとし歩いてきました。
この西丹沢県民の森からのルートは初めての歩きになりますが、今回ヒル対策をまったく失念し、無防備で登ったため石棚山に至る杉林の登りでヒルに食いつかれ、5~6匹は退治したものの1匹に靴下の縁で血を吸われていしまいました。1ヵ所のみの被害でしたが石棚山の稜線に出るまではヒルが付いていないかと気にしながらの歩きになってしまったのが残念でした。
コースタイム(行動時間8時間45分) 単独
玄倉無料駐車場7:20-小川谷出合7:55-西丹沢県民の森登山口8:50~9:00-石棚山11:35-(途中昼食12:05~12:45)-檜洞丸13:40~13:50-ゴーラ沢出合15:15-西丹沢自然教室16:05 (Google Mapはバス移動も含む 西丹沢自然教室発17:05ー玄倉17:35)
玄倉の無料駐車場はユーシンへの林道が通行止めになったままなので、訪れる人も少なくなっているのでしょう。
広い駐車場には数えるほどの車しか停まっていませんでした。
今日は久々の晴れ間が広がり、丹沢湖ごしの美しい富士の姿を見ることができたので、写真に収めスタートです。
玄倉から35分で小川谷出合の立間大橋に到着です。
奥に見えるのが石棚山ではないかと思いますが・・・不確かです。
林道を歩いていると道沿いで、こんな花を見つけました。
調べて見るとケイワタバコ(毛岩煙草)でした。
はじめての出合いではないかと思います。
立間大橋手前の小川谷への分岐でゲートがあり車両が入れないようになっていましたが、林道の奥ではセメントをのり面に吹き付ける工事を行っておりました。
穴ノ平橋を渡った先に西丹沢県民の森への入口があり傍にはトイレもあります。
ここで10分ほど休憩。
県民の森の中は、ほとんど歩かれていないためか、道がはっきりしない所が多かったですが、紅葉の尾根道とネーミングされた尾根筋の道に出てからは明瞭な踏み跡が付いています。
登山口から1時間ほど杉林の急登を登っていると、足元にギンリョウソウを見付け、写真を撮ろうとしたときに、ズボンの裾にヤマビルが数匹付いているのに気づき、あわてて取り除きましたが、一匹に靴下の縁で血を吸われてしまいました。
この後は、途中で時々チェックをし、ヒルを取り除くことになったので、ある意味このギンリョウソウのおかげで被害を最小限にすることができたということになるので感謝ですが・・・石崩山への稜線に出るまではヒルの付着に注意を払いながらの登りという状況でした。
登山口から石崩山山頂には2時間35分でした。
コースタイムより大幅な遅れです。
前回、ここを通った時ににも山頂らしくない山と感じましたが、傾いてしまっていますが、標識もあります。
テシロの頭の一つ手前のピーク付近にベンチがありましたので、ここで昼食休憩です。
付近にはバイケイソウも見られましたが開花はもう少し後のようです。
快晴だった天候も石崩の稜線に出た時には雲が増えてしまいましたが、ツツジ新道と合流する手前で展望が開け、右手に大室山が確認できました。
檜洞丸山頂には玄倉から6時間20分での到着になりました。
山頂は一部にジャリが敷設されるなど、だいぶ整備されていました。
山頂にはもう少し人が大勢いるかとも思いましたが、他に3パ-ティーのみで静かです。
ツツジ新道の中間点の展望園地では全く展望は得られず、そのまま通過しゴーラ沢出合に到着。
西丹沢自然教室には16:05到着で、玄倉から8時間45分ということになりました。
写真は吊橋の上からのキャンプ場の様子ですが、コロナウイルスによる自粛もあまり感じることが無いような状況で、家族連れで賑わっていました。
この後、17:05のバスで玄倉まで戻り檜洞丸を巡るの周遊コースの歩きを終えました。