STCの月例山行で日影バス停から城山北東尾根で城山に登り高尾山を巡るハイキングの記録です。
城山北東尾根は道標がないバリエーションルートということですが、登山道ははっきりしており不明瞭な箇所も特に無く、歩く人も少ないため静かな山歩きを楽しむことが出来ました。
紅葉真っ盛りのこの季節、城山からは想像通り多くのハイカーでごった返して、高尾山では外国人も含め大変な人出だったため仲間がはぐれてしまうこともあり大変でした。
コースタイム (行動時間 合計6時間15分 STCメンバー7名)
日影バス停9:10-城山北東尾根取付き9:30-独標(446m)10:05~10:15-日影乗鞍(621m)10:50~10:55-城山11:25~12:25-一丁平12:45~12:50-もみじ台13:30~13:35-薬王院14:10-霞台園地14:25~14:35-高尾山口駅15:25
日影バス停を降り5分ほど歩き林道日影沢線に入るとすぐに駐車スペースがあります。
ここで、準備を整えてから出発です。
駐車スペースから5分ほどの地点に右手に沢に下る踏み跡があります。
ここが城山北東尾根の取付きですが、標識はありませんが「復元中! 消えた花のいま」の掲示板がありました。
途中で下ってくる単独のハイカーと出会いましたが、登る人は他にはいなかったので静かな山歩きでした。
緩やかな登りを30分ほどこなすと開けた稜線上の小さな頂に出ます。
ここが標高446mの独標です。
独標からは尾根筋の道を歩きますが、日影乗鞍の山頂の少し手前で少し展望が開け、遠くに大山を望むことが出来ました。
上に高圧線が通っていましたので、この部分だけ木々が無いために展望が開けてたのですが、この尾根からは他に展望の得られるポイントはありませんでした。
日影乗鞍の山頂は緩やかな杉林の中にあります。
最初は山頂の標識は無いと思っていましたが、杉の木の高い位置に「日影乗鞍621m」の標識がくくり付けられていました。
どうやってあんな位置に取付けたのか議論の的になりました。
それが、この写真です。
城山北東尾根を辿る登山道の最後は、この林道日影沢線に合流します。
この合流点からは城山はすぐそこで、前方に山頂のアンテナも確認できます。
尾根の取り付きから城山山頂まで1時間55分での到着でした。
山頂の城山茶屋は相変わらずの混雑です。
ここは木々の紅葉が美しく色づいており丁度最盛期という印象です。
我々もここでのんびり昼食です。
山頂での休息後、お馴染みの天狗像に別れを告げ、高尾山に向かいます。
城山から20分で一丁平の展望スポットに到着。
城山ではもう少し雲に隠れていた富士山はここでは大分見えるようになっていました。(右端)
大室山、蛭ヶ岳、丹沢山と丹沢の山並みも全て確認できます。
そして、次がもみじ台です。
文字通り、ここもモミジの色付きが最高でしたし、ここからも富士山や丹沢の素晴らしい眺めが得られますが・・・休憩場所は大変な人出です。
高尾山に向かって歩いていると、こんなリンドウを見かけました。
花が少ないこの時期は特に目立つ存在です。
薬王院辺りからは観光客が多く人の間をすり抜けて進む状況だったので仲間とはぐれてしまい、霞台園地の茶屋付近で待っていましたが、この付近の紅葉も最盛期を迎え綺麗でした。
このあとメンバー合流後、東京高尾病院前を通って高尾山口駅に到着です。
6時間15分の山歩きでしたが、後半は大変な人波の中を歩くのでとてもハイキングを楽しむという状況ではありませんでした。