本来、今日は利尻山に登る予定だったのですが、悪天候のため登山は明日に順延し、礼文島の桃岩展望台コースの散策に切り替えました。
でも、今日は想像以上に風雨が強く、とても「花の礼文」をのんびり楽しむという状況ではありませんでしたが、周辺の景色は望むことが出来たので、足早でしたが花を愛でながらコースを巡ってきました。
コースタイム(行動時間 3時間30分) 単独
香深港フェリーターミナル10:15-新桃岩トンネル入口10:30-新桃岩トンネル出口10:45-桃岩展望台11:50-元地灯台12:45-北のカナリアパーク13:15-香深港フェリーターミナル13:45
鴛泊港を9時20分に出港するフェリーは港の外に出ると波にもまれ大きく揺れ始めるが、立っていられない状況でもなく礼文島に向けての船旅は始まります。
45分ほどで礼文島香深港に到着です。
だだ、港のフェリーターミナルから出ると風と雨が予想以上にひどく大変でした。
早速フェリーターミナルから外に出て歩き始めます。
風雨がはげしく、屋外で簡単に写真を撮ることができませんでしたから、新桃岩トンネルに入って撮影したこの写真が礼文島で最初の写真になりました。
今日はこのトンネルを通り島の反対側の元地に抜け、そこから南下して桃岩トンネルに向かいます。
トンネルを抜けると元地側は香深ほど風はなく、雨も小ぶりでしたので海岸沿いの道を景色を眺めながら気持良く歩きます。
桃岩トンネルへ向かう道に入り、桃岩を正面に見ながら登っていきます。
ですが、この後驚くことにトンネルの入口に来たときに入口がコンクリートで完全に塞がれている光景に出くわしました。
まさかの思いで写真撮影も忘れてしまいましたが、とにかく稜線の上まで上がるしかないので、左手の斜面から登り始めましたが、深い草の茂った斜面でしたので、大変でした。
そんな時、後から登ってきたグループはトンネルの右手の斜面を軽快に登っている光景を目撃し、右手には登山道が付いていたのかもしれません。
もう少し、トンネル周辺を探すべきでした。
写真の土が露出した部分の下がトンネルになり、その向う側の草付きを登って稜線に立ち、その後この道路まで笹藪を掻き分けて移動してきました。
車道に出て5分ほど歩くと駐車場に到着し、そこから桃岩展望台に向かって遊歩道に入ります。
奥に見えるのが桃岩の山頂部です。
これが展望台からの桃岩です。
雨まじりの強い風で写真撮影も大変でしたが、何とか撮影できました。
この後、なだらかな山稜の桃岩展望台コースを元地灯台に向け歩くのですが、とにかく風が強く、遊歩道から見られる花々も大きく振られて撮影がままなりませんでしたが、夏の花々をいろいろ見ることができました。
キタノコギリソウ ツリガネニンギン ミヤマキンポウゲ
クサレダマ エゾノコギリソウ トウゲブキ
風雨が強くても遠くまで展望できるので良かったのですが、写真はレンズにすぐ水滴が付くため瞬間的に撮影しなければならないので一苦労です。
右手に桃岩、左手には元地漁港も確認できました。
少し歩くと前方に元地灯台が見えました。
その元地灯台に到着です。
元地灯台から急ぎ足で30分、北のカナリアパークに到着。
雨のため観光客はほとんど見当たりません。
晴れていれば向こうに利尻富士の姿を見ることが出来るはずでしたが、残念です。
今日はフェリーの運航状況も心配でしたので、予定していた16:25発のフェリーより一便早い14:15のフェリーで利尻に戻ることにしたので、見学はせずに香深港に向かいました。
北のカナリアパークから急ぎ足で丁度30分歩いて、香深フェリーターミナル到着です。
マスコットキャラクターあつもんが迎えてくれました。
風が強くフェリーの運航が心配でしたが、定刻通り出航するようで一安心です。
フェリーは大揺れでしたが、船内で小腹を満たし無事鴛泊港に帰着です。