2011年に幕山から南郷山へのコースを初めて歩きましたが、今回は湯河原駅から城山に登り、ししどの窟を見学してから湯河原梅林まで下り、梅林で花見を楽しみながら幕山へ登ることにしました。
幕山からは南郷山へ向かいますが、今回は自鑑水には立ち寄らずに白銀林道を歩いて林道から直接南郷山に登り、山頂での素晴らしい眺めを堪能してから、のんびり湯河原駅に戻るという周遊コースを設定し歩いてきました。
午前中までは曇り空でしたが、午後からは晴天となり南郷山からは前回同様、真鶴半島や相模湾の奥に大島や利島の美しい姿を確認でき、素晴らしい山頂でのひと時を過ごすことができました。
コースタイム(行動時間 6時間55分) 単独
湯河原駅 8:00-城山9:25~9:30-ししどの窟10:10~10:15-湯河原梅林登山口11:05-幕山12:15~12:40-南郷山13:15~13:30-湯河原駅14:55
湯河原駅から歩くこと50分ほどで、かぶと石へ70mとある分岐を確認。
このすぐ先に舗装路をバイパスする登山道がありましたので足を踏み入れましたが、踏み跡はすぐに無くなり山肌を登ることになって、結果的にかえって舗装路を歩くより時間がかかってしまったかもしれない。
芝生で覆われた城山山頂には湯河原駅から1時間25分で到着です。
かって土肥氏の城が築かれたということで「土肥城趾」の碑が建てられています。
ししどの窟への分岐まで下ってきました。
右に下ると湯河原梅林ですが、ししどの窟の見学に向かいます。
分岐から5分ほどで「ししどの窟」到着。
小さな沢の下にある洞窟の中にに多数の石仏がります。
ししどの窟から20分ほど沢沿いの登山道を下って林道に合流。
ここで正面にそびえる幕山を確認できる。
湯河原梅林は丁度満開で、少し花も散り始めている状況でした。
林道沿いの小さな池には錦鯉も見られ、花盛りの梅花を背に美しい風景を見せてくれました。
幕山登山口にやってきました。
時折、美しい花を愛でながら山頂を目指します。
梅林の最上部まで登って来ました。
この時間になって青空も見えるようになって、陽が当たると一層美しく見えます。
幕山山頂は大勢のハイカーでにぎわっていました。
私もここで昼食タイム。
幕山から南郷山へは前回は自鑑水を経由する登山道を歩きましたが、今回は白銀林道を歩いてみました。
静かで気持良い道をのんびり歩くことができました。
林道を歩くこと約10分でこの南郷山への登山口に到着です。
林道から笹原の急斜面を直登する登山道を息をきらして登ること15分で南郷山山頂に到着。
山頂の南側からは眼下に真鶴半島と湯河原を臨み、相模湾の向こうには大島そして初島が良く見えます。
そして伊豆半島と初島の間に目を凝らすと利島も確認できる。
すばらしい絶景を堪能できました。
南郷山山頂から1時間25分で、土肥実平夫婦の像がある湯河原駅に帰着。
午前中は雲に覆われていましたが、午後から晴れ間が広がり気持の良い春の山旅を楽しむことが出来ました。