前回の矢倉岳登山は2006年1月ですので、11年ぶりということになります。
ブログは2008年12月に開設しスタートしたので、後追いで書いたこの記事はひどく質素なものですが、こちらがその記録です。
矢倉岳へのルートで洒水の滝には一度も行ったことが無かったので、洒水の滝を起点に、登りは北側の尾根から矢倉岳へ、下りに浜居場城コースを歩いて洒水の滝に戻るというルートとしました。
コースタイム (行動時間7時間)
洒水の滝駐車場6:45-林道終点プレハブ小屋8:05~8:10-鳥手山分岐8:45-山伏平10:05-矢倉岳10:25~11:20(昼食)-山伏平11:30-浜居場城跡12:15-テレビ中継所12:50-洒水の滝駐車場13:45
洒水の滝の無料駐車場は何ケ所かに分散しているようで、滝に向かう橋を渡った所にある10台ほど停められる駐車場を利用させていただきました。
さて、登山口ですが旺文社の地図を確認しながら登山口と思われる地点までやって来ましたが、そこには民家2軒並んでおり、登山道が見当たりません。
失礼ながら民家の庭先に入らせて頂き確認させていただきましたが、まったく登山道とおぼしき道は見当たらず、やむ終えず一旦引き返し、途中にあったこの写真の場所から北に向かう細い道に入ってみることにしました。
結果的には、この道がそのまま尾根を登る林道につながってしましたので正解でしたが、入口には何の表示もないため道標が欲しい場所です。
簡易舗装された林道は、部分的に大分荒れています。
途中に何ヶ所か分岐点が現れるので、林道とおぼしき道を進むと、上の写真の林道入口地点から丁度1時間ほどでプレハブ小屋がある林道終点に到着。
ここで、5分ほど休憩。
地図によるとプレハブ小屋からは近野山を巻くように歩き始め、鳥手山(しでやま)はその山頂を踏むようなルートになっていますが、登山道をたどって行くと鳥手山の山頂も巻くようになっており、写真の山頂を示す地点に到着して山頂部を確認できました。
山頂へは40mほど登らなければならないし、登山道もないようなので、そのまま通過することにした。
結局、山伏平には林道終点のプレハブ小屋から2時間ほどで到着です。
歩く人が少ないためか、途中のルートは不明瞭な箇所が多く、赤テープなどでルートを確認しながらの歩きでした。
流石に、この地点に来ると今までは誰にも出会うことは無かったハイカーが行き交っています。
山伏平からは20分で矢倉岳山頂に到着。
山頂は陽ざしを避ける場所がないため天気が良いと大変ですが、今日は草むらの中で休んでも問題ないので、ここでのんびり昼食休憩です。
今日は富士山は山頂部だけしか見えませんでしたが、目の前には金時山(右)や駒ヶ岳(中央)や大涌谷の噴煙も確認できました。
下山は山伏平から浜居場城コースで洒水の滝に戻ることになりますが、このコースも登山道からの展望は殆んど得られません。
コース中ほどでようやく北側の視界が開け、草原が広がる大野山を望むことができました。
山頂から2時間20分でスタート地点の洒水の滝駐車場に帰着です。
結局、この浜居場城コースも少し面白みに欠けるためなのか、ハイカーには数名と出会っただけでした。
駐車場から洒水の滝の見物に出かけました。
流れる水の筋は細いものでしたが、落差は69mという大きな滝で、見ごたえがありました。
橋の手前にはゲートがあり、奥に進めないのが残念ですが・・・・
帰路、山北町の健康福祉センターにある「さくらの湯」に立ち寄りました。
炭酸カルシウムの人工温泉ということですが、露天風呂やサウナもありまた400円と安く、汗を流してのんびりするのにはもってこいです。