今年のフォレストクラブ秋の山行は久しぶりに尾瀬から離れ、日光白根山のハイキングということになった。
前回、フォレスト山行でこの山に登ったのはたぶん10年以上前のことではないかと思いますが、今回久々に白根山に登るということで楽しみにしておりました。
当日は今までの不順な天候とは打って変わり、雲一つ無い青空が広がる絶好の登山日和でしたので、人出も多く、山頂部は大混雑という状況でした。
下山は、ロープウエイで丸沼高原に下山するパーティーと、五色沼経由で菅沼に戻る組との二手に別れ下山することになりましたが、終日晴天に恵まれ充実の一時を過ごすことができました。
コースタイム(行動時間7時間40分) フォレストクラブメンバー14名(内、丸沼高原下山8名)
菅沼登山口駐車場7:25-弥陀ヶ池9:20-日光白根山10:45~11:45-五色沼避難小屋12:30-五色沼12:55-弥陀ヶ池13:30-菅沼登山口駐車場15:05
ペンション尾瀬ほたかのマイクロバスで丁度1時間ほどで菅沼登山口に到着。
前回(2010/11/6)来たときには駐車場は無料でしたが、今年から有料となったようです。
この時間で、すでに奥まで車の列が続いていました。
ここで、準備体操をし7:25出発。
弥陀ヶ池に2時間弱で到着。
途中2度の休憩を挟んで、ゆっくりとした歩きでしたが、予想外に早い到着でした。
ここ弥陀ヶ池の畔に立って初めて日光白根の頂を見ることになるので、なおさら印象的な風景として感じます。
この付近には紅葉する木々が少ないので華やかさに欠けますが、湖面に映る山の風景は最高です。
白根山の登りに入って高度を上げるに連れ、素晴らしい展望が得られるようになる。
標高2500mほどまで登ってくると、眼下に先ほどの弥陀ヶ池、そして奥には菅沼の姿も確認できます。
そして、もう少し登った見晴らしの良い岩場からはこの素晴らしいパノラマの絶景です。
中央奥の燧ケ岳(双耳峰)、一番左手に至仏山、燧ケ岳の手前に燕巣山、その左手に四郎岳、右手の山頂部が黒い根名草山、そしてこの写真でははっきりしませんが、遠方に会津駒ケ岳も確認できます。
白根山山頂に10:45に到着です。
この写真には誰も写っていませんが実はこの山頂には大勢の登山者で溢れており、この写真もわずかな切れに間に撮ったものです。
山頂の標識の前は撮影の順番待ちで大変な状況です。
もちろん、山頂でゆっくり周囲の展望を楽しむこともできませんから、我々も先行しているメンバーのみで写真を撮ってもらい、山頂横のスペースに移動し後続の到着を待つ。
その山頂横から男体山を撮影したものです。
こちらには雲が出始めており左奥に山頂部が雲に隠れている女峰山、その右手に大真名子山、左手の岩の陰になってしまった小真名子山が姿を見せてくれています。
全員揃ったところで、この場所で昼食としました。
ペンションのお弁当は量が多く、全部平らげるのが大変ですが、ようやくクリアー。
下山はロープウエイで丸沼高原に下山を希望する人も多かったので、二手に分かれることになりましたが、別行動となる前に奥白根神社がある山頂に移動し、14名揃っての記念撮影です。
五色沼避難小屋に向かって下山をはじめて少し歩くと左手に五色沼を望むことが出来る。
非難小屋で小休止のあと五色沼に到着。
この付近はカラマツも多く白根山に彩りを添えてくれています。
弥陀ヶ池の分岐点は13:30に通過。
結局、朝ここから登り始めて丁度4時間ほどでここに戻ったことになります。
菅沼の奥の駐車場付近にたどり着くと背後の山肌は紅葉の木々も見られ、最後に目を楽しませてくれました。
このあと駐車場に15:05に帰着。
都合7時間40分の山旅になりました。