フォレストクラブによる夏の尾瀬ハイクは例年は7月の梅雨明けの時期に行われるが、今年はめずらしく6月上旬に実施するということで、水芭蕉を期待して出かけてきましたが、今年は暖冬だったことと、数日前に遅霜に見舞われたことで水芭蕉もだいぶダメージを受け、残念ながら期待していた姿を目にすることは出来ませんでした。
それでも道端に咲く花々の中には初めて出会う花もあり、それらを愛でながらの歩き旅を楽しむことができました。
コースタイム (行動時間7時間25分)
鳩待峠7:30-山ノ鼻8:30~8:55-牛首9:30~9:55-竜宮小屋10:30~11:40(昼食)-ヨッピ吊り橋12:00~12:05-山ノ鼻13:30~13:45ー鳩待峠14:55
今年からマイクロバスの駐車場が鳩待峠の少し下に設けられ、駐車場から峠まで100mほど歩くようになった。
7時半に鳩待峠出発です。
峠には思いの外、人出が少なく意外に思ったが、実は登山道を下り始めるとやはり人の列が続いており、いつもと変わらぬ混雑ぶりでした。
山ノ鼻で尾瀬植物研究見本園に足を延ばそうと入ったが、花はほとんど見られなかったので、結局 すぐ引き返し尾瀬の散策に向かう。
それにしても、正面に見える至仏山には山頂付近に少し残雪が見られるが、6月上旬にも関わらずほとんど真夏の風景と同じです。
木道脇に見られる水芭蕉は殆んどが茶色く変色していましたが、中にはまだ美しさを保っている株を見ることができました。
今回は、ワタスゲを沢山見ることが出来ました。
足元のワタスゲと燧ケ岳のツーショットです。
牛首でくつろぐフォレストのメンバー
竜宮小屋で、ゆっくりと昼食を済ませた後は、毎回立ち寄っているヨッピ吊橋へ向かう。
正面に日本二百名山の景鶴山が見えます。
ここは、出来れば早目にチャレンジしてみたい山だが・・・・
難しいか。
吊り橋を渡って引き返すが、ここで記念撮影。
帰路、牛首付近の撮影スポットで人が途切れたので池塘に写る燧ケ岳を撮りたかったが・・・
でも美しい風景を眺め満足。
山ノ鼻に近づくころ右手の湿地帯の外れに水芭蕉の群落がみられるが、皆さん懸命に目をこらすものの、ちょっと遠すぎて良くわからない。
それにしても、はるか先まで連なるハイカーの数には驚く。
結局、今回およそ7時間半ほどの散策でしたが、期待した水芭蕉はイマイチだったものの、色々な花を楽しむことが出来ました。
中でも、ルイヨウボタンは初めての出合でした。
ここで、出会った花々をまとめて紹介します。
ミヤマエイレンソウ ツクバネソウ ヤマキツネノボタン
ニリンソウ ルイヨウボタン チゴユリ
リュウキンカ スミレサイシン タテヤマリンドウ
ヒメシャクナゲ ワタスゲ オゼヌマタイゲキ