2月の中頃から花粉症の影響が出始め、3月の後半に入って幾分影響が和らいだかなと思って、前々から予定していた群馬百名山の大桁山と鍬柄岳に登った。
でも、最初は良かったが鍬柄岳の岩場で風にあたるうちに、鼻水・くしゃみを連発するようになり大変でした。
このコースを歩くにあたって鍬柄岳から大桁山への歩行記録が多くあったので、あまり気にしていなかったが、実際にその入口がわからず、最初は鍬柄岳の肩の取付点付近に赤テープが有った付近から下ってしまい、間違いに気づき戻って岩峰直下の岩を巻くように付いていたルートを確認するまでに20分ほどロスってしまった。
この道は地図には載っていないルートでも、よく歩かれているようで、特別問題になる箇所もなく、順調に大桁山への登山道に合流することが出来ました。入口に道標の一つさえあれば一般登山道としても良いように思う。
そして、今日は午後に御堂山にも登る予定だ。
コースタイム(行動時間4時間)単独
鍬柄岳登山口駐車場7:50-鍬柄岳取付点8:15-鍬柄岳8:35~8:50-大桁山分岐点9:20-大桁山10:40~10:55-川後石峠11:15-鍬柄岳登山口駐車場11:50
鍬柄岳の登山口のすぐ上にある駐車場に車を停め、準備をすませてからこの登山口から入山。
奥に神社があるせいか、入口にしめ縄が架かっていました。
登山口から25分ほど林の中を歩くと、前方が開けこの頂上取付点に到着。
ここは鍬柄岳の肩の部分にあたり、日当たりが良くアカヤシオが出迎えてくれました。
そして、頂上取付点から5分ほどで鍬柄岳の岩峰直下の鎖場に到着します。
長い鎖が続いて傾斜はきついですが、足場はしっかりしている。
岩場を中段まで登って来ると、岸壁の向こうに鹿岳のピークが姿をみせてくれます。
少しの間、このすばらしい絶景を堪能。
岩峰を登り切ると、山頂までの間にこんなに痩せたナイフエッジが待ち構えています。
ここは左側の斜面に足場を確保し慎重に越えます。
そして鍬柄岳の山頂に到着。
山頂にはこんな祠がいくつか設置されています。
奥に見えるのが次に目指す大鍬山の頂です。
ここに登ってくる途中から、風によって運ばれてくる花粉の影響が出始め鼻水が止まらない状況になって大変です。
山頂からは奥に見える特徴的な荒船山や、鹿岳の二つの岩峰と判りやすい山があるので他の四ツ又山やその手前のしれいた山なども特定しやすい。
山頂から大桁山に向かうには、本来この岩峰の直下にある場所から岩を巻くように入るのだが、登ってきた時に鍬柄岳の肩の部分にそれとおぼしき赤のテーピングが有ったため、先入観でここが大桁山へのルートと思い込み、そこから少し下ってしまった。
結局、進んでいる方向も違うし、高度も大きく下げるし、明らかに間違いと気づき改めてこの地点まで戻ることになった。
このルートに入るとすぐに赤テープや小さな道標もありしっかりした道が続いている。
尾根の上をコースの中ほどまで歩いてくると、この林道を横断する。
ここには道標が付いており、大桁山へはこの急な階段を登る。
鍬柄岳の岩峰下から途中10分ほどの休憩を挟み50分ほどで川後石峠からの登山道に合流した。
そして広い登山道を20分ほど歩き大桁山山頂に到着。
山頂からは木々の向こうに妙義山を望むことが出来る。
もっと眺めの良いスポットがないかと思い、北側の端まで足を伸ばしてみたが、あいにく雑木林で覆われた場所のみで、この山頂以上の展望スポットはありませんでした。
下山は来た道を戻るのが一番早いのでしょうが、順当に川後石峠を経て駐車場まで戻ることになります。
山頂から20分でその川後石峠です。
林道を下って駐車場の近くにある下仁田フィッシングパークでは、水辺にフキノトウがたくさん顔を出していました。
出発から丁度4時間で駐車場に帰着。
今日は、この後二つ目の御堂山に登るため、早速登山口に向かい移動開始です。