昨年から丹沢をくまなく歩いて見たいと思うようになり、少しづつ歩きの範囲が広がってきている。
昨年11月に鉄砲木ノ頭から三国山を経て籠坂峠までの周遊コースを歩いたが、今回は明神峠から湯船山・不老山と歩き、駿河小山に下る縦走コースを歩くことにした。
コースタイム(行動時間5時間20分) 単独
明神峠9:10-湯船山9:45-サンショウバラの丘11:05~11:45-世附峠11:55-不老山12:25ー生土山分岐13:10-林道14:05-駿河小山駅14:30
駿河小山駅からの8:45発の明神峠行きのバスには総勢30人ほどだったろうか、サンショウバラの開化にはまだ早いので、さほど混まないと思っていたが、意外に大勢の登山者がいた。
車道を歩いて三国山方面へと歩く人もいるが、大半はバスを降りた前にある、この登山口から湯船山・不老山と続く尾根を歩くようだ。
途中の明神山は最初のピークで、すぐに通過したと思って歩いていたら湯船山の手前に明神山の案内があり、面食らった。
旺文社の地図が正しいのか、標識が正しいのか不明だ。
湯船山を過ぎ気持ち良く稜線散歩を楽しんでいると、こんなツツジを見かけるようになり彩を添えてくれるのがうれしい。
湯船山から美しいブナ林の中を20分ほど歩くと、白クラノ頭に到着。 ここから、やや北向きに方向を変え大きく高度を下げることになる。 峰坂峠付近まで下ってくると少し展望が得られるようになり、北側に御正体山の頂を確認することもできた。 サンショウバラの丘付近まで下って来ると、稜線にはこのヤブウツギやフジの花が綺麗に咲いていました。 やはり、サンショウバラはまだ見ることはできませんでした。 そして、金時山の左手には活発化している大涌谷の蒸気の噴出の様子も確認できました。 ここは日当たりも良く休憩には最適なので、ここで40分ほどのんびり昼食&コーヒータイムです。 サンショウバラの丘でのんびりとした時間を過ごしたあとは、世附峠まで下り、そのまま不老山の頂に立ちます。 この写真には人影はありませんが、この周辺には大勢のハイカーが休憩中でした。 道標の上に飾られた金太郎人形が可愛く、思わずアップで撮ってしまった。 下山は生土経由で駿河小山駅へ下る。 生土山分岐にて右折し、神縄断層を見てみたいと思ったが、直進ルートも初めてなので断層見物は次の機会にしよう。 尾根筋の登山道から堰堤の下の林道に到着。 ここまで、山頂から1時間40分。 このあとは駅まで歩くだけだが、14:32の電車まであと25分ほどあり、まだ間に合いそうなので足早に駅に向かう。 駿河小山の駅に14:30到着。 まだ電車は来ておらず何とか間に合いました。 トータル5時間20分の湯船山・不老山の歩き旅でした。
サンショウバラの丘からは目の前にどっしりとした不老山が見えます。