当初は二本杉峠から屏風岩山に登り、大滝峠上から大滝橋に下るつもりでいたので、自転車を大滝橋にデポした後に中川橋駐車場に戻り登り始めたのですが、途中少し物足りなさを感じたので畦ヶ丸まで足を延ばし西丹沢自然教室に下山することにしました。
大滝橋まで30分ほどの余計な車道歩きがありましたが、お目当てのミツマタもあちこちで見られ、畦ヶ丸ではアセビも開花しており、春の一日を思いっきり堪能することができました。
コースタイム(行動時間7時間20分) 単独
中川橋駐車場7:25-細川橋登山口7:40-二本杉峠8:50-屏風岩山10:10~10:20-大滝峠上11:00-畦ヶ丸12:00~12:10-本棚沢出合13:15-西丹沢自然教室14:00-大滝橋14:35-(自転車)中川橋駐車場14:50
駐車場から15分ほどで細川橋の先にある二本杉峠への登山口に到着。
細川沢沿いに登山道を遡って20分ほど歩く、それまで静かだった沢の上部は大きな堰堤の建設が行われていました。
小さな沢にこんなに沢山の堰堤が必要なのだろうかと思わせる立派なものです。
杉林の中に入ると少しづつミツマタの群落を見かけるようになりうれしくなります。
まだ咲き揃っていないものもありますが、満開の花を近くで見ると意外に可愛らしい小さな花が集まったもので美しいものでした。
二本杉峠には登山口から1時間10分で到着。
ここから左の山腹を巻く道が屏風岩山への登山道になっている。
山腹を少し歩き、次のピークからはこの尾根の急登になる。
でも、この急な登りも10分も続かず、すぐに緩やかな登りになりゆっくり歩くことが出来る。
このルートは破線ルートとなっているが登山道は思いの他しっかりしており特に問題はない。
二本杉峠から30分近く歩くと、再びミツマタが咲く一帯になるが、こちらは標高が幾分高くなっているためか、まだ5分咲きほどで少し早すぎる感じだった。
途中、尾根の右手に展望が開けている場所があり、前方に目指す屏風岩山が確認できる。
左手は畦ヶ丸の頂だ。
こんなシカの親子との出合もありました。
実は二本杉峠へ登る途中でも2度見かけましたが、こちらの存在に気付いて素早く逃げ去ってしまった。
でもこのシカはこちらが遠ざかるまで警戒をしつつも、逃げ去ることはしませんでした。
二本杉峠から1時間20分で屏風岩山の山頂に到着。
でも、ここには三等三角点は設置されているも山頂を示す標識は一切ありませんでした。
ここで、簡単に昼食休憩としたが、この先大滝沢を下るだけでは面白くなさそうなので、次のピークの畦ヶ丸まで足を伸ばし西丹沢自然教室に下山し、自転車をデポした大滝橋まで戻るように計画変更することにしました。
大滝橋への分岐点になっていいる大滝峠上付近にもミツマタの群生地があり、日当たりがが良いせいかこの付近は丁度最盛期という状況でした。
もともとはここ大滝峠上の分岐から下山予定でしたが畦ヶ丸を目指します。
畦ヶ丸に向かう稜線は自然林のためこの季節非常に日当たりが良く気持ち良く歩ける。
大きなアセビの木も多くあちこちで、たくさん花を付けています。
そして、山頂近くの避難小屋手前あたりでは、今まで木々の間からしか見ることが出来なかった富士山を綺麗に望むことが出来るスポットがある。
少しの間、この景色を堪能。
12時丁度に畦ヶ丸山頂に到着。
なぜここに「白石峠補修記念碑」が建っているのでしょうか?不思議です。
西丹沢自然教室へ下山の途中、檜洞丸や大室山をを望むことができるポイントもあります。
稜線から本棚沢出合に降りる。
ここから沢沿いに景色を楽しみながらのんびり下る。
山頂から1時間50分ほどで吊り橋を渡って奥にある西丹沢自然教室に到着。
ここから自転車をデポした大滝橋まで行かなければならないが、残念ながらバスは1時間近く待たなければならないため車道歩きとなった。
車道を歩くこと35分で大滝橋に到着。
大滝橋のバス停には大勢の登山客がバスを待っていた。
ここから愛車にまたがり一路中川橋駐車場へ。
途中、登り坂が2ヶ所あり自転車を押して歩く場面もあったが、およそ15分で駐車場に到着。
この後、例によって中川温泉で快適な一時を過ごし、のんびり帰路に着く。