御座山(おぐらやま)に行くなら紅葉が楽しめる時期にとの思いから、温めていた計画を10月最後の土曜日のこの日に実現することができました。
登山口の長者の森の駐車場近くのモミジやカエデの色付きは正に丁度見頃で、山登り前にこの風景を楽しむことが出来ましたし、山頂から望む八ヶ岳や南アルプス展望も特に印象的で、心に残るものでした。
コースタイム(行動時間6時間35分) 単独
長者の森8:00-白岩コース分岐9:10-見晴台9:45~10:00-御座山11:10~11:55-見晴台12:40~12:50-白岩コース分岐13:20-長者の森14:35
8時前に長者の森の駐車場に到着し、正に今が見頃という近くの木々の紅葉を楽しむ。
朝日に映えるモミジやカエデの彩りは素晴らしいものでした。
駐車場から御座山の登山口に向かって歩く途中にも色付いた木々が目を楽しませてくれます。
(写真は帰路撮影のもの)
歩き始めて丁度1時間で尾根の上に建つ大きな高圧線鉄塔に到着。
ここだけ木が切払われているため展望が開け、奥には御座山も確認することができる。
鉄塔のすぐ先に白岩コースとの合流地点があり、この付近からカラマツが目立つようになる。
まだ緑の葉もあり完全に色付くのはもう少し先という状況でしょうか。
でも、落葉を踏みしめ気持良く歩けます。
登山口から1時間45分ほどの歩きで見晴台に到着。
今まで殆ど展望は得られませんでしたが、ここからは素晴らしい展望が得られます。
正面に北八ヶ岳から蓼科山の山なみ。
その右手には北アルプスの山々をはっきりと確認することが出来ます。
すばらしい展望が得られるだろう山頂が益々楽しみになる。
見晴台で15分ほど休憩のあと、35分ほど登って最後のピークの前衛峰に立つ。
もう御座山の山頂は目の前に見える。
そして、 駐車場から3時間10分で御座山山頂到着。
ここは細長い岩稜の頂で、さえぎるものがないため、ほぼ360度の展望が得られます。
何といっても南西側の展望が素晴らしい。
右手に大きく広がる八ヶ岳の山塊。
左の奥には南アルプスの間ノ岳、北岳、甲斐駒ケ岳、鋸岳と続く山並みがはっきり確認できる。
そして中程に標高の割りには立派な天狗山と男山の双耳の頂。
こうゆう眺めはいつまで見ていても飽きない。
さらに南側には瑞牆山から金峰山、五丈石も確認できる。
北側には茂来山とその右奥には浅間山の山塊
東側には両神山も近い。
山頂での満ち足りたひと時を過ごしたあとのんびり下山。
再び展望の良い見晴台でこの素晴らしい風景を堪能。
眼下に広がるカラマツの黄葉。
この写真では判らないが茂来山の左奥に鹿島槍ヶ岳から白馬岳の後立山の連なり。
左手の蓼科山の右手には槍ヶ岳のトンガリも確認できる。
今日は終日天候に恵まれ登山口からの林道歩きも気持ちいい。
およそ6時間半の山歩きで、駐車場帰着。
朝は7~8台の車があったが今はガラガラ。
今日の温泉は灯明の湯です。
残念ながら露天風呂の方はお湯が冷たくて入れる状況のものではありませんでしたが、内湯の方でゆっくりのんびりとしたひと時を過ごすことが出来ました。