丹沢の日帰り主脈縦走は以前からやってみたいと思っていたが、今回ようやく実現した。
渋沢駅6:48発の始発バスは登山客が多いため、臨時バスが少し早目に大倉に向かい、結果的に7時には大倉を出発することが出来た。
今日は主脈最後のピークの焼山を経て西野々のバス停に16:37までにたどり着かなければならないので、ゆるされる行動時間は9時間30分しかないが、途中の蛭ヶ岳を12:30に出発できれば確実に実現できそうなので、この時間を目安に行くか、戻るか決めるつもりだったものの、ほぼ予定通りの時刻に蛭ヶ岳に到着し、目的を達成することが出来た。
コースタイム(行動時間9時間15分) 単独
大倉7:00-堀山の家8:27~8:31-塔ノ岳9:50~9:58-丹沢山10:55~11:05-蛭ヶ岳12:24~12:32-姫次13:43~13:47-焼山14:57-西野々16:15
朝は塔ノ岳山頂には少し雲がかかっていたが、大倉出発時は雲一つない青空でした。
堀山の家で最初の小休止のあと花立山荘に着いた時には雲も多くなり、富士山も雲で隠れ気味になってきた。
塔ノ岳山頂に9時50分到着。
大倉から2時間50分で予定通りの時刻に到着。
この時間になると富士山が雲の間から何とか望める程度になってしまった。
ここで少しお腹を満たしながら10分ほど休憩し、次の丹沢山を目指す。
日高と竜ヶ馬場の鞍部まで来ると眼下に箒杉沢の渓谷が美しく望める。
箒杉沢も紅葉の時期に是非訪れてみたいスポットだ。
山肌では木々の紅葉も始まり稜線の歩きは気持ちいい。
登山道脇に咲くリンドウは花が少ない時期は目立って印象的です。
丹沢山の山頂に10時55分到着。
残念ながら周囲の展望は得られなくなってしまいました。
ここでも軽く腹を満たし10分ほどの休憩の後、蛭ヶ岳に向かう。
不動ノ峰を過ぎ棚沢ノ頭に向かう稜線は気持良い歩きができる場所ですが、だいぶガスが出て来てしまいました。
鬼ヶ岩の岩場です。
このコース唯一の本格的な岩場です。
蛭ヶ岳山頂到着は12時24分で、ほぼ計画通りの時間です。
ここを12時30分に出発できるかどうかで、この先に進むかどうか判断するともりでしたが、予定通り焼山へ進ことが出来そうです。
塔ノ岳、丹沢山、蛭ヶ岳と足を延ばすにつれ登山者の数が少なくなって山頂の人もまばらです。
ここでも休みがてら軽く食事をとり、姫次に向かいます。
山頂からは長く立派な階段が続きますが出会う人は全くありません。
長い階段を下ること10分少々、木々の色付きが始まった美しい景色が広がっていました。
それにしても、この階段を登ってくるのは大変だ~
そして、蛭ヶ岳山頂から1時間10分で姫次の分岐に到着です。
ここのベンチで休憩中に、初めて下山してくる人と出会いましたが予想以上に人の少ないコースでした。
下山予定の西野々まで、充分間に合いそうになってきたので、黍殻非難小屋の手前のベンチで5分ほど小休止とする。
そのあと、登山道脇でこんなトリカブトを見かけるようになりました。
主脈最後のピークの焼山山頂は高圧鉄塔の立つ小高い丘と云う印象で、展望も得られません。
途中、登山道が石畳になっている部分がありましたが、歩きづらいことこの上なし。
もう少し凸凹を少なくすると歩きやすいのだが・・・・
16時15分ゴール地点の西野々バス停に到着です。
バスは16時37分発なので22分前の到着です。
バス停には他の登山客は居ませんでしたし、バスに乗ってからも登山者に会うことはありませんでした。
帰路は三ヶ木でまた橋本行きのバスに乗り換え、渋滞もあり橋本駅には18時ごろになってしまいました。
前回の丹沢山登山の記録は こちら(2007/6/23)です。