昨日の焼岳登山後に乗鞍高原の宿に宿泊し、早朝から宿の露天風呂で青空を眺めながら温泉を満喫し、しっかりと朝食を頂いてからバス乗り場の三本滝の駐車場に向かう。
8時15分発のバスは1台かと思っていたら3台も連なって来て、最初のバスの車掌さんから乗車券を購入し、空きが多かった最後のバスに乗り込む。
今日は畳平のバスターミナルを出発し、乗鞍岳・剣ヶ峰に登ったあと三本滝まで下り、滝現物をしてから駐車場に戻る計画だ。
コースタイム(行動時間5時間50分)
畳平9:05-富士見岳9:24~9:28-肩ノ小屋9:45-剣ヶ峰山頂10:25~10:35-肩ノ小屋11:15-肩ノ小屋口11:45~11:55- 位ヶ原山荘12:45-三本滝14:30~14:35-三本滝駐車場14:55
宿泊した温泉宿「山栄壮」の露天風呂で早朝からのんびり温泉に浸かり最高でした。
朝食のあと、コーヒーもいただき三本滝バス停のある駐車場に向け出発。
レストハウスのある駐車場は思いのほか広々とした大きな駐車場です。
ここから畳平行のバスに乗りますが、途中の休暇村のバス停には大勢の登山客が並んでいましたが、ここでのバス待ちの人は誰もいませんでした。
乗鞍エコーラインを走る車中からの展望を楽しみながら畳平に9時前に到着。
さっそく支度をすませ、まず目の前に見える富士見岳を目指す。
眼下に先ほどの畳平のバスターミナルや鶴ヶ池などの美しい風景が広がっています。
もちろん、遠くに槍・穂高の山塊や笠ヶ岳、そして昨日登った焼山と、すばらしい山々の展望が楽しめました。
そして、目指す乗鞍・剣ケ峰もご覧のように間近に見えます。
富士見岳の山頂を下り、歩道を歩いて肩ノ小屋まではおよそ20分で移動。
ここからやっと登山道になります。
肩ノ小屋から30分近く登り、蚕玉岳の直下から振り返ると、観測所のドームがある摩利支天岳付近に雲が沸き上がりどんどんど展望が得られなくなってしまいました。
蚕玉岳まで登ると、剣ヶ峰までもうすぐです。
乗鞍岳山頂、剣ヶ峰に10時25分に到着です。
大勢の人でごった返していますので写真も思うように取れませんが、着いた直後はまだ撮影可能でした。
この後は50人以上は居たと思いますが、大変な人出です。
山頂から遠方の景色を望むことは出来なくなってしまいましたが、眼下に火口湖権現池とそれを取り囲む山々が一望できます。(パノラマ撮影写真)
混雑した山頂にいつまでも留まっていると迷惑なので10分ほどで下山とします。
帰りも肩ノ小屋まで登山者の列が続きます。
小屋前から肩の小屋口に向かって下りますが、この登山道に入ると途端に人の姿を見ることはありませんでした。
まだ、所々に高山植物も見られる静かな登山道です。
登山道脇ではまだまだたくさんの花々を見かけました。
トウヤクリンドウ チングルマの種子 ヨツバシオガマ チングルマ
ミヤマアキノキロンソウ イワギキョウ ウサギギク ウツボグサ
肩の小屋口の車道から乗鞍高原に下る登山道へは道標は無く、こんな矢印に従いこの登山道に入る。
この後も何度も道路から登山道に入ることになるが見落とさないように気を付ける必要があります。
位ヶ原山荘に至るまでの登山道は低木で覆われ開けているので、気持ちよく歩ける。
行き交う登山者も殆どいないので静かだ。
肩ノ小屋口から50分ほどで位ヶ原山荘に着く。
エコーラインはマウンテンサイクル客が多く、ここでも多くの人が休憩中でした。
登山道は山荘の先からまた始まります。
ほどなく三本滝の下に架かる橋がある。
三本滝はこの少し上にある。
中央の岩の上から見た写真を左の滝から並べると、こんな感じで、それぞれ異なる趣きで面白い。
局、5時間50分の山旅となりました。
このあとの温泉は、前回は「ゆけむり館」だったので、今回は近くの休暇村乗鞍高原の「天峰ノ湯」でのんびり汗を流し帰ることにしました。
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