正月元旦に神奈川県最北の山「三国山・生藤山」の静かな山旅を楽しむ。
コースタイム（行動時間3時間55分）単独
県立鎌沢駐車場9:40－鎌沢休憩所10:00－三国山11:10～11:15－生藤山11:20～11:35－茅丸11:55－山の神（和田分岐）12:35～12:40－車道13:10－県立鎌沢駐車場13:35
スタート地点の鎌沢駐車場は道路横に設置された鉄骨製の立派な駐車場でした。
さすがに元旦の今朝は車は一台も停まっていませんでしたので広々としています。
三国山・生藤山の道標に導かれ上の民家に続く道を登って来ると、ほどなく茶畑が広がる美しい景観に出会える。
この地区はこのような茶畑があつこちで見受けられ静かな山間の風景を明るく引き立ててくれる。
駐車場から20分ほどでこの休憩所に到着。
展望も良くトイレもあるので小休止には丁度良い。
休憩所の上の民家の横が登山口になっており、道路脇にはこんな立派な石碑も建っている。
最初は植林された林の中の登りだったが、15分ほどで稜線に出ると落ち葉を踏む気持ちのよい登りとなる。
途中 甘草水への分岐点にある休憩ベンチでも木々の間から富士山を臨むことが出来たが、この三国山まで来ると南西側が開け素晴らしい展望を得ることが出来る。
朝、車で移動の途中はもう少し鮮明な富士を望むことが出来たが、この時間になると残念ながらやや輪郭もぼやけてしまっている。
しかし、富士山からその右手の三ツ峠山、そして手前の扇山など南西に広がる山々が目前に広がる景色はやはりすばらしい。
今日の目的地である生藤山へは少しゴツゴツした岩を登ると5分ほどで到着する。
標高はこちらの方が30m高いが周囲を雑木で囲まれた山頂からは木々の合間からわずかに富士が望めるくらいなので、景色をたのしむなら三国山に限る。
生藤山から20分ほどでこのコース最高峰の標高1019mの茅丸に着く。
標高は1019mだ、奥には次のピークの連行峰が見える。
茅丸からの稜線も雑木林の中を気持ちよく歩けるすばらしい道が続いている。
途中にこんな巣の中の鳥を発見。
上から見るとだたの枯木だが、この位置から見ると卵を温める鳥の造形に見える自然のオブジェだ。
連行峰から大きく下って和田への下山路になっている山の神に到着。
生藤山から丁度1時間だった。
分岐で5分ほど休憩した後、整備された道を下り丁度30分でこの車道に着く。
後は、駐車地点の鎌沢までおよそ20分ほどだったがのんびり戻り山行を終える。
ちなみに今日途中で出合った登山者は3組5名のみで、静かな山旅を楽しめました。
