西金駅から健脚コースで男体山へ登り、男体山から月居山を経て生瀬滝、袋田の滝を見学し袋田駅へ戻る周遊コースを歩く
コースタイム(行動時間6時間20分) 単独
西金駅7:40-古分屋敷8:40-大円地8:45-男体山10:05~10:15-滝倉分岐10:30-第二展望台11:55-第一展望台(鍋転山)12:05-月居山(後山)12:35-神社跡12:45-月居山(前山)12:55-生瀬滝分岐13:05-生瀬滝13:15-生瀬滝分岐13:30-袋田の滝第一観瀑台13:45~13:50-袋田の滝バス停14:00
前泊した袋田駅近くのホテル河鹿園に車を置かせていただき、朝7時27分の電車にて西金駅まで行く。
国道を横断して湯沢川沿いの道路を歩き、湯沢の分岐を左に入ってから谷沿いの道を詰めること15分ほどで次第に久慈の山波が前面に見えるようになる。
古分屋敷の分岐を左手に入り車道から大円地に向かって数分歩くと正面に目指す男体山が大きく見える。
大円地の登山道に入りすぐ一般コースと健脚コースの分岐がある。ここは左手の健脚コースに入る。
途中で滝倉に向かう道を分けたあと開けた岩稜交じりの登山道となり鎖場が始まる。目指す男体山も次第に大きくなる。
鎖場も次第に途切れることなく連続的になるともう稜線は近い。
10時丁度に稜線に到着。大円地から1時間15分だ。ここには休憩所があるが大勢の人が休憩中だ。
山頂へはほんの数分の距離なので山頂に移動し祠の横で小休止。
眼下の景色が箱庭のようで美しい。
男体山から月居山まで2時間30分ほどの行程だが、この間自然の林が続く大変すばらしい稜線が続く。
隣の尾根の山肌には点在する桜や新芽の緑も楽しめる。ほんとうはもっとのんびりこんな散歩道を楽しみたいが、今日は神奈川の自宅まで帰るため、早めに下山したいのでどうしても先を急いでしまう。
第二展望台のピークを踏んだ後、第一展望台となっている後山(鍋転山)着12:05。
目指す月居山はもうすぐなので休まず通過。
国道461号に下る道を左に分けて、尾根の鞍部まで下り再び月居城跡のある月居山の後ろ山まで登り返す。ここは、さすがに袋田の滝に来た観光客がセットでハイキングを楽しむためか大勢の人で溢れている。
今度は再び月居山の前山に向かって大きく下り鞍部に到着。ここは光明寺と云うお寺の跡で、今は鐘楼と門だけしかないようだ。
鞍部から前山に向かって登り始めてすぐ朱塗りの月居観音堂があり、この横を抜けて一頑張りすると前山のピークだ。
ここも大勢の観光客で溢れている。
今回 袋田の滝の見学に加えて、袋田の滝の上部にある生瀬滝にも立ち寄って見たいと思っていたので、前山からの下山の途中にある分岐を生瀬滝に向かって下って行き滝を下から眺めるために川沿いの細い山道を下る。
しかしこの道は相当荒れていて途中の丸木で作られた道が崩壊していたり散々な道だ。たまたま先行していた一人は途中であきらめて引き返してきたが、私は何とか目的を果たし袋田の滝の上部の川辺に降り立ち生瀬滝を下から見ることが出来た。
再び分岐まで戻り今度は観光ルートとして整備されている袋田の滝見学に向かう。
山肌に設置してある鉄バシゴの連なりを下りようやく川沿いの遊歩道に下りると吊橋の奥に袋田の滝が見える。
大きく揺れるつり橋を渡り観瀑台から見る滝は、滝の水しぶきが降り注ぐこともあって迫力満点だ。
この観瀑台からさらに上に行くためには300円を払ってトンネルに入りエレベーターで新観瀑台に行く事ができるようだが、エレベーターが20分~30分待ちのため躊躇なく引き返す。
今回の2泊3日の低山歩きもこれにて完了ということで、あとは袋田の駅まで歩くつもりで川べりの土産物屋さんでべっこう餅を買い食べながら歩いていたら、ちょうど運良く袋田駅行きのバスにめぐり会い乗り込むことになった。
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